リアルボイス

2021.12.14

私は可愛い♡って思ってる?悩める女性を福島から元気にする金児美先生の想いに迫る!

#ドキュメンタリー

PROFILE

金児美(きむ あみ)。2015年湘南美容クリニックに入社。福島院の院長を務める。日本と韓国の医師免許の保持者。日本美容外科学会(JSAS)会員。

今回インタビューするのは、2016年6月1日にオープンする湘南美容クリニック福島院の院長を務める金児美(きむあみ)先生です!

皆さん、こんにちは。「キムねえ」とか「ゴールド」って呼んでください。

ゴ、ゴールドは強そうですね(笑)

福島院の立ち上げメンバーの看護師や受付カウンセラー、マネージャーたちとこの前飲んだ時に、生まれたニックネームです。「ルビー」でもいいよ。

湘南美容クリニックの美人ドクター金児美先生と福島メンバーの親睦会

「キムねえ」でいかせてもらいますね(笑)キムねえは、韓国と日本で二つの医師免許を持ってグローバルに活躍する女医さんだと伺いました。医者を目指したのはどうしてですか?

小さい頃から「女性を助けたい」という意識が強かったからです。

女性を助ける?

私は韓国のチェジュ島という、良くも悪くも田舎で男尊女卑の考えが強い環境で育ちました。産まれた時から金家の長女としての役割が決まっていて、法事があれば寒い中お餅を自転車で取りにいくのは女の私の仕事。兄弟たちが親戚の男性とリビングでご飯を食べている時は同席もできなかった。台所でご飯を食べながら、なんで自分は女性というだけでこんなに差があるの?と悔しい気持ちになることが多かったんです。

湘南美容クリニックの美人ドクター金児美先生のご家族写真

家族仲はとっても良いキムファミリー。こちらはキムねえが東京フルマラソンを完走した時に応援に駆けつけてくれたご家族との一枚。

その反動で女性を救いたいと思って美容外科の道に進んだんですか?

いいえ、私の医者としてのスタートは韓国の産婦人科医でした。

美容外科医ではなく、産婦人科の先生だったんですね!

お産の時って女性が主人公になれるでしょ?家族みんなから祝福されて幸せな空気が漂うお産がすごく好きだったから産婦人科の医者になったんです。私が勤務していた病院は韓国一忙しくて、韓国一おしゃれなセレブが通う病院でした。やりがいはすごくあったんだけど、婦人科で死に向かう女性を看取らないといけないのがすごく辛かった。当時はかなり参っていたと思います。

女性を救いたいから医者になったのに、多くの患者さんを看取らないといけない環境は確かに過酷ですね・・・

医者として悶々としていた自分をリセットしたくて病院を辞めて、視野を広げるためアメリカに留学したりもしました。医者として再スタートをきるために高校生まで住んでいた日本に戻って、医師免許をとったんです。もう一度大好きな産婦人科に挑戦しようと思ったけど、やっぱり私には辛すぎた。先輩に「金先生に会えたことで、その患者さんの残りの人生がより良くなったし、安心して過ごすことができたんだよ。それが君の素晴らしい仕事だよ」と言ってもらえたけど、私には見守る自信がなかったですね。

それで美容外科の分野に興味を持ち始めたんですか?

ん?いや全然興味なかったよ。最初はガンが少ない分野だから循環器科がいいなと思ってたかな。

それがどうして湘南美容クリニックにたどり着いたのでしょう?

形成外科とか眼科とか色々回っていた頃にたまたま美容外科も覗いてみたんだけど、今までにはなかった刺激を感じたんだよね。日々新しい方式を採用して、最先端の魅力がありました。

それで美容外科の医師になろうと思ったんですね。女性を助ける仕事だしぴったりじゃないですか!

でも、簡単にはいかなかったよー。周りからは「金先生みたいな若くて優秀な人が美容外科の医者になるなんてもったいない」「残念だ」って言われまくったので。

やっぱり美容外科に対する偏見はまだまだあるんですね。

その頃のイメージといったら、「美容外科は金が大好きで、仕事をしたくない人の科」だったからね。

うわあ・・・。キムねえは美容に対する偏見はなかったんですか?

私、昔レーシック手術を受けて、人生が変わるくらいの思いをしたことがあるんですよね。目の乾燥に苦しんでいたのが嘘のようになくなったから、すごく感謝してるの。でもレーシック手術をする医者なんてペテン師だって言う人もいるわけ。

ちょっと美容外科と似たところがあるんですね。

レーシックも美容手術も、私みたいに幸せになった人がいるのに、自分の勝手な基準で悪く言う人がいるのが許せなかった。美容外科業界に関する情報を集めたくても、誰も教えてくれなかった。みんな知らないのに勝手なこと言ってるのねって呆れたよ。

湘南美容クリニックの美人ドクター金児美先生

多くの人が口コミだけで美容外科は胡散臭いと思ってしまっているんですね。

私にとっての美容外科は海の向こうの新世界だった。行きたいのに海図がないことがジレンマで、「じゃあ、私が先に行って道を示してやるよ!」って思ったの。

よ!キムねえ船長かっこいい!

美容外科を志望して色々な企業を調べたけど、正直どこがグレーでどこがホワイトかなんて分からなかった。だから入ってみて確かめようと思ったというわけ。

湘南美容クリニックはどうでしたか?(ドキドキ)

私って、やりたくないことは絶対やりたくない人なんだよね。嘘がつけない。日本語も『めちゃ×2イケてるッ!』とか『浦安鉄筋家族』とかで学んだから、丁寧な言葉も苦手。思ったことをそのまま言っちゃう。そんな私だから、入社して嫌だと感じていたら一言文句を残して、とっくに湘南美容クリニックを辞めてるはずだよ(笑)

た、確かにキムねえだったら変な所は即見限って辞めそうですよね・・・

まあ、言いたいことが全く無いわけじゃないけどね。価値観はみんな違うのが当たり前だから、おかしいと思うこともあるよ。でも、入ったばかりの私が文句ばっかり言っても口だけ医師になっちゃうから、今は黙ってスキルを磨くのみ。私は妥当な施術をして、美容外科に対するイメージを変えたいと思ってる。それができるのは、高い志を持った相川代表がいる湘南美容クリニックだよ。

湘南美容クリニックの美人ドクター金児美先生と福島メンバーの親睦会

相川代表とのツーショット

美容外科のイメージ向上に向けて日々奮闘中なんですね。美容外科のどんなところにやりがいを感じるんですか?

あのさ、何で日本の女の子たちはあんなに自分に自信がないわけ?

え?

私のもとに来る女性は、自分のことを可愛くないと思っている人ばっかりだよ。私がいくら「可愛いから大丈夫じゃん」と言っても「何でそんなこと言えるの?そういう風に言ってごまかさないで」って反応が返ってくる。

謙遜が美徳とされる日本の国民性なんですかねえ。

私はそれがすっごく勿体無いと思うわけ。日本人はお互いを褒めなさすぎるよ。女の子同士で「可愛い〜」とか言っているけど軽すぎるし、過去に言われた「ブス」とか「デブ」とかの心無い一言が棘になって抜けてない子も多い。日本の男性はシャイだから、韓国の男と違って女の子をあんまり褒めないしね。

韓国は違うんですか?

韓国の男は「君は俺のプリンセス!」ってちゃんと扱うよ。目をみて「可愛い」と大真面目に言うし、女の子に信じさせてくれる。

韓国に行こうかな(笑)

私は日本の女性たちにはもっと「自分は可愛い!」という自信から出る素敵な雰囲気を醸し出してほしい。自分に自信をもつ一つのツールとして美容外科を活用するのが良いと思っている。二重や涙袋の手術だけで魔法がかかったみたいに意識が変わるんだよ。でも、それだけじゃ足りないんだけどね。

どういうことですか?

大切なことは形を変えることじゃない。その人が抱えているコンプレックスや悩みに対して適切な処置をとることが大切。だから私は言われたからやるっていう方法はとらない。手術をすることで本当に自分が好きになれるの?って聞いて、お互いが納得しなきゃだめ。ここにヒアルロン酸入れてくださいって言われたからやる、っていう医者に私はなれない。なりたくない。

湘南美容クリニックの美人ドクター金児美先生

キムねえはどんな美容外科医になりたいんですか?

信頼される先生。「沢山の女性を見てきて、実力がピカイチの金先生が大丈夫って言うんだから私は大丈夫なんだ!」と思ってもらえるような美容外科医になりたいよ。だから私と話す中で自信が持てたなら手術しなくても良い。

湘南美容クリニックの美人ドクター金児美先生

あくまでも、女性に自信をつけてもらうことが第一なんですね。

でも「この目になれたら自信を持てる」という子が実際にいるから手術をする。自分を愛すためのきっかけとして、美容外科は必要だよ。以前、モデルをやっているくらい綺麗な女性が来院したことがあったんだけど、その人は脚に低音火傷をしたことですごくすさんでしまっていたのね。

そんなに酷い火傷だったんですか?

ちーいさい傷だよ。でもその女性は「モデルとしての仕事ができない、私はもうだめ」って深刻に悩んでちょっと鬱みたいになっていた。顔は可愛いしスタイルもいいのに、なんか惹かれない感じ。「こんな小さい傷がとっても可愛いあなたを蝕んでいるのがすごく勿体無いと思うんだけど、どう思う?」っていっぱい話したよ。彼女の場合は形成外科の施術が良いと思ったから信頼できる形成外科医の先生を紹介して終わったんだけど、後日すっごくびっくりしたんだよね。

何があったんですか?

その日は雨が降ってて、やたら忙しい日だった。あるお客様が「いくらでも待つので金先生が良い」と言っていたらしいので19時くらいに会いにいったら、めちゃくちゃ美人が立っているわけ。「先生、ありがとうございます!」って言うから、誰だ!?って思ったら火傷の彼女だったの。

一見分からないほど変わったんですか

いい匂いがして、綺麗な格好で、自信を取り戻してたよ。「先生の言葉を聞いて前向きになれました」と言って花束と手紙とお菓子をくれたことはよく覚えてる。私が手術したわけじゃないけど、「女性が自分に自信を持てることに貢献できた」ことが、私の理想の美容外科医像と近くて嬉しかったんだよね。

湘南美容クリニックの美人ドクター金児美先生がお客様にもらった手紙

こちらが実際に頂いた手紙とお花です

キムねえは本当に女性の味方なんですね。

うん、味方だよ。思ったことをそのまま言うし、お世辞とか言わないから怖がられる時もあるけど、基本的には味方だから安心して(笑)

そんなキム先生は、新しく開院する湘南美容クリニック福島院の院長に大抜擢されたんですよね!

2016年の6月にオープンすることが決まりました。看護師、受付カウンセラー、マネージャーなど素晴らしいメンバーを引き連れて福島に行くよ。あ、この子は本命一発で口説き落とした看護師の東だよ。

湘南美容クリニックの美人ドクター金児美先生と看護師さん

へえ〜!東さんのどんなところが良かったんですか?

看護師としての腕はもちろん言うまでもない。彼女はね、水みたいな人。どこにでも混じれるし、穏やかで安定してる。私がガツガツいくからちょうどいい。以前、私の鼻が荒れた時に彼女が軟膏をわざわざ作って塗ってくれたことがあったんだよね。仕事ができる人だから人一倍忙しいはずなのに、思いやりを行動で示してくれた彼女を見て「この看護師はナイチンゲールだ」と思った。

看護師や受付カウンセラーは先輩が技術や接遇を教えるから、上に立つ人が優秀だと恐ろしいくらい良い人材ばかりが育つ院になるんだよね。看護師は東、受付カウンセラーは山口、この二人がいれば新人が伸びるすごく良い院になる。

福島院がどんなクリニックになるかとっても楽しみですね。

震災直後の福島は復興のための衣食住の支援が必要だったと思う。でも、これからの福島は女性が輝いて暮らすことでもっと明るくなってほしい。私たち湘南美容クリニックが得意とするQOL(クオリティオブライフ)の向上で役に立ちたい。そんな想いを持っている福島チームが、相川代表の想いを引き継いで行くので、応援してもらえると嬉しいです。福島院で働くことに興味がある人はぜひ以下の動画を観てほしい。感じるものがあれば、行動してほしい。福島で待ってます。

湘南美容クリニックの美人ドクター金児美先生

キムねえ、ありがとうございました!

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