今回は2021年度SBCメディカルグループ入社の男性カウンセラー4名に、入社した経緯や、男性カウンセラーとして働く魅力、自身の成長などについて語っていただきました。
私たちがSBCメディカルグループを選んだ理由
稲益:SBCメディカルグループ(以下、SBC)のインターンに参加したときに「2050年までに1万院開院(2021年11月時点で110院)を達成する」と宣言してしまう会社の姿勢に驚きましたし、面白そうだなと感じました。また、私の大学が食品関係に強い大学だったので、周囲も食品関係の企業へ就職していく人が多かったんです。なので、そこで比べられるのが嫌だなと思っていたこともあり、思い切って美容医療の世界へ進んでみようと入社を決意しました!
片岡:相川代表の講演がある会社説明会へ参加したときに「究極の3方良しを実現する※」という考えにすごく共感できたからです。自身がアルバイトで接客業をしていたときも、お客様に「満足してもらう」ことを大切にしていました。そういったこともありSBCが持つ、お客様/スタッフ/社会の3方を満足させていく考え方に強く惹かれましたね。
庄司:合同説明会でSBCに興味を持ちました。説明を受けていた男性が私一人だけだったこともあり、男性のスタッフが声をかけてくださったんです。その方のお話を聞いていくうちに美容医療に興味が湧いてきました。当時、私自身は足の毛をシェービングしていたのですが、男性で脱毛をしている人は周りにほとんどいなかったということもあり興味はあったものの少し抵抗がありました。なんとなく男性にとって美容医療は敷居が高かったんです。だからこそお話を聞き、同じ悩みを持つ方に対して自分がその敷居を下げる役目に回れるといいなと思いました。
添田:私も最初は軽い気持ちで受けた合同説明会がきっかけです。説明会で業界の将来性を強く感じ、そういった業界のトップであるSBCで働くことに魅力を感じました。また、SBCには3方良しや先客後利※などお客様を大事にする考え方が根付いているので、商売として良いものを提供し、お客様もそれを喜んで求めてくれるWINWINな関係性を築けていることに素晴らしさを感じました。そういった会社はきっとこれからさらに成長していくのではないかと考えたんです!最終的に2つの会社で迷ったのですが、SBCでなら男性の観点を持っているだけで活躍できるフィールドが多そうな気がしました。
※究極の3方良しを実現する…SBCが掲げる理念。全スタッフの物心両面の幸福を追求すると共にお客様に最高・最良の美容・健康・医療サービスを提供し世界一社会に貢献する伝説のメディカルグループになる。
※先客後利…「まずはお客様を大切にすることで利益は後からついてくるもの」という考え方>
女性スタッフのなかで働く不安
片岡:医師以外は女性しかいない職場環境で最初は不安が強かったですね。でもスタッフの皆さんがすごく良い方々ばかりなので、何事も聞きやすいですし、特にストレスを感じることなく楽しく仕事に取り組めています。今は皆さんに「おじい」と呼んでいただいて、すごく可愛がってもらっていますよ(笑)。
庄司:私も「庄司丸」というあだ名をもらって可愛がってもらっています(笑)。SBCの先輩方は優しい方が多いので、男女問わず受け入れてくれる環境が整っているんです。でも、そこに甘んじることなくしっかり話を聞いたり、挨拶をしたり、そういった基本的な業務への姿勢を大事にしていく必要があると思います。また、愛嬌や笑顔も大事なのかなと思いますね。
稲益:私はまだあだ名をもらえていないので、あだ名をもらえるように頑張ります(笑)。
入社して初めてのつまずきと苦労
稲益:豊洲の研修施設で行う実務研修は苦労しました。受付カウンセラーは脱毛のカウンセリングを、ロールプレイングを通して学んでいきます。お客様の生活や脱毛を行う目的は人によって様々なので、ロールプレイングの内容をまる覚えするだけでは通用しないことが難しかったです。その方が何を求めているのかを傾聴する力が必要になってくる仕事なんだなと改めて感じました。
片岡:私も同じく、豊洲の研修で学んでいたときと現場のスピード感のギャップに最初は戸惑いましたね。施術の時間に合わせてカウンセリングを行うには、お客様とラポール※を築きながらも端的に必要な情報をお伝えしたり、パソコンの操作時間を短縮したり工夫していく必要があります。そのスピード感を維持しながら、お客様にいかに満足感を与えていくかが難しかったですね。そこに力不足を感じていました。
添田:私も片岡さんと一緒でスピード感に難しさを感じていましたね。お客様に満足してもらいながらもスピードを高めていくうえでどこを切り詰めればいいのだろうと最初は悩みました。ですが、全てのお客様に同じように対応していくのではなく、お客様一人ひとりのニーズを捉えていくことで、本当に必要なことを取捨選択できるようになりました。
※ラポール…心が通じ合い、互いに信頼し相手を受け入れている状態を表す。
入社半年で感じたスキルと人としての成長
片岡:入社時に比べ美容の知識がついたことで、お客様の悩みや希望に沿った施術をご提案ができるようになりました。また、これまでは化粧水や美容液をつける順番すら知らなかった私ですが、お客様に日頃のケアの重要性をお伝えするため化粧水などに使われている成分を調べ、知識をつけることでお客様に適切なアドバイスができるようになりました。
稲益:私も片岡さんと同感です。自分の知識を活用してお客様の悩みを解決へ導いていくことが少しずつできるようになり、やりがいを感じています! カウンセリングを通して「こんな施術があったんだ」「私の悩みってこんな簡単に解決できるんだ」など、お客様に明るい気持ちになっていただけたり、前向きになっていただけたりする瞬間はすごく嬉しいですね。
添田:他責ではなく、自責の考え方を身につけることで人として成長できました。私はSBCに入社するまではどちらかといえば他責よりの考え方だったんです。でも、SBCでは自責の考え方を大切にしていて、現場でもみんなが実践している。だからこそ、これまでの考え方ではだめだと思い直し、何かつまずいたときは自分のどこが悪かったのか、どこか改善できることはないかを意識していくうちに、自責の考え方で物事を考えられるようになりました。
庄司:私もSBCの理念に基づいた行動指針を意識しながら仕事をするようになり、考え方の幅が広がったように思います。特にそのなかでも「素直※」は仕事をするうえですごく大切だなと思いますね。豊洲での研修中うまくいかないこともあったのですが、先輩からのアドバイスを素直に受け止めることで、ロールプレイングの質も上がりましたし、自身の成長にもつながりました。アドバイスをくださった方との関係性も良くなる。そういう意味でも「素直」であることは重要だなと思いますね。
添田:私も庄司さんと同感です。素直であることで知識や技術の吸収率が格段に変わってくると思います。素直であることは、先輩やスタッフに対してだけではなくて、お客様に対しても大事ですよね。例えば、お客様が抱えている不安要素に対して言いづらいことでも素直にお答えしていく。売上を最優先に考えればお客様の不安に対して「大丈夫ですよ」と気軽にお答えするべきかもしれませんが、それではお客様に寄り添えていないですよね。SBCが大切にする先客後利にもつながってくると思います。
片岡:クリニックでやりがいを持って働けているのは、同じクリニックで働くスタッフの皆さん、本部の方々など様々な方のサポートのおかげです。なので、そこへの「感謝※」を忘れないようにしています。
※素直…SBCの行動指針の一つ。分からない事は分からないと言う。悪いと思ったら謝る。教えてもらったら素直に受け入れる。良い情報に触れたら取り入れてみる。上手くいっている人やチームがいたら真似てみる。
※感謝…SBCの行動指針の一つ。来院してくれたお客様(患者様)、一緒に働いてくれる仲間に、感謝を毎日伝える。
男性カウンセラーだからこその強み
片岡:入社した当初からAGA治療のカウンセリングに入ってほしいと言われていました。AGA治療は男性のお客様がほとんどなので、男性カウンセラーのほうがお客様もお悩みをお話ししやすいためです。実際にカウンセリングに入ってみて、やはり女性のスタッフよりも男性である私がカウンセリングに入るほうが、お客様が積極的に悩みをお話ししてくれる機会が多いかもしれません。
庄司:男性はひげの脱毛でご来院されることが多いのですが、カウンセリングでお話しを聞いてみると「男性カウンセラーさんだから言えるんだけど、実はVIOも気になっていて…」と話してくれる方も多いです。「男性カウンセラーさんがいてくれて良かった。女性だったら間違いなくこの話はできなかった」と仰っていただけたとき、役に立っていることを実感しましたね。
稲益:私も庄司さんと同じような経験があります。男性に特化した悩みは男性カウンセラーの強みになりますね。男性のVIO脱毛のカウンセリングでは、カウンセラーが男性であることでお客様に安心していただけることが多いです。私自身も共感できることが多くラポールも築きやすいですね。あとは、男性カウンセラーの珍しさゆえにお客様に覚えてもらいやすいのも強みかもしれません!
添田:確かに、目立つことのメリットはあるかもしれないです。NPS※のアンケートに「男性カウンセラーの方がいて良かったです」と書いていただけることも多く、モチベーションにつながっています。お客様のほうから「この前、担当してくれましたよね?」と声をかけていただけることも嬉しいですね。
稲益:目立つからこそ周りからの視線も意識するようにしています。歩き方や所作など不快感を与えないよう人一倍丁寧に行うことを心がけています。女性に話しかけるときはいきなり声をかけるのではなく、相手の視線に入ってから話しかけたり、クッション言葉を使ったりしていますね。
片岡:女性のお客様からの男性カウンセラーへの期待値があまり高くないからこそ、その期待値を超えられたときは信頼関係を築きやすいのかなと思います。「どうせ男性に私の悩みなんか分からないでしょう」といった気持ちが少なからず女性のお客様にはあると思うんです。でも、そこはプロとしてお悩みに対して全力で寄り添い忠実にお応えしていくことで、お客様にも心を開いていただけることが多いような気がしますね。
※NPS…「Net Promoter Score(ネット・プロモーター・スコア)」の略で、顧客ロイヤルティ(企業やブランドに対する愛着・信頼の度合い)を数値化する指標
3年後に描くキャリアビジョン
稲益:役職者としてスタッフを育成する立場になっていたいです。スタッフに対して「あなたにはこういういいところがあるよ」「あなたにはこういう素晴らしい能力があるからこの業務を担当してほしい」など、その人らしさを底上げしていけるような上司になっていたいですね。
片岡:SBCが掲げる2050年に1万院開院に向けて、クリニックの新規開院やマネジメントに携わっていきたいです。そのためにもまずは現場で様々な経験を積んでいきたいと思います。また、クリニックの数字の動きや、ヘルプや異動を通してクリニックの地域性なども学んでいきたいです。
庄司:片岡さんと同じく、新規開院やマネジメントなどクリニックをつくっていく側になりたいです。特に、海外のクリニック立ち上げに携わっていきたいですね!
添田:SBCのブランディングを強くしていきたいです。現場でお客様にSBCを選んでいただいた理由をお聞きすると「価格」と仰っていただくことは少なくありません。私たちもSBCだからこそ、高品質・低価格で提供できることに誇りを持っています。とはいえ、将来的にはお客様にSBCを選んでもらう理由を価格以外にもさらに増やしていきたいなと思いますね。
新卒としてSBCメディカルグループで働く魅力
稲益:SBCは本当に人に恵まれていて働きやすい環境だと思います。大学の頃の友人と話していても、周りからは「仕事辞めたい」「仕事がつらい」などの声を聞くことが多いですが、私は自信を持って「楽しく働けている」と話しています。
片岡:世間的にも美容医療は注目されていると思うので、さらにSBCの将来性も高まっていくと思います。またSBCはビジョンが明確なので、そこに向かって自分がどう仕事と向き合っていくべきなのかが分かるため、やりがいも感じやすいです。
庄司:私も将来性は大きな魅力だと思います。カウンセリングをしていても美容医療が以前に比べ身近になってきていることを感じますね。美容医療全体が盛り上がってきているので、SBCもさらに成長していく会社になるのではないかと思います。
添田:SBCには手をあげれば誰でもチャレンジできる環境があります。年齢、経験関係なくチャンスがやってくるので、将来的に責任をもっていろんなことに携わっていきたいと考える方にとって挑戦しやすい会社です。そういった風通しの良さはSBCの魅力だと思いますね。
新卒入社の男性カウンセラーが、やりがいを持って働けている点に安心しました。また、SBCが目指す2050年1万院開院の実現に向け、SBCをリードするような意欲的な姿勢を持つ男性カウンセラーの存在がますます求められていくことを、座談会を通して実感しました。