リアルボイス

2021.12.16

お客様の喜びや感動を第一優先に考えることが、デザインスキルの向上にもつながるクリニックプロモーションプランナーの魅力

#スタッフ紹介#お仕事紹介#中途採用

PROFILE

湘南美容クリニック小倉院所属のクリニックプロモーションプランナー。グラフィックデザインやwebデザイナーの経験を経て2021年4月にSBCメディカルグループへ入社。

今回は湘南美容クリニック小倉院に所属するクリニックプロモーションプランナーの小池さんが入社された経緯や、前職(デザイナー)の経験が現在のお仕事にどのように活かされているのか、仕事のやりがいについてお聞きしました。

クリニックプローモーションプランナーとは
クリニックに在籍する集客支援スタッフのこと。主にクリニックの院内掲示物やチラシの作成、SNSの更新と反響の分析を行い、クリニックに在籍する医師のブランディングやクリニックの集客業務を行なっている。

向き合う会社に出会えたから「ここでデザインをやりたい」と思えた

クリニックプロモーションプランナー(以下、CPP)の小池さんは、これまでもデザインに関わるお仕事をされていたのですか?

そうですね。新卒でデザイン会社へ入社してグラフィックデザイナーとして、POP、チラシ、冊子などを制作していました。2年目からはWEBチームに異動し、WEBサイト全般をつくる業務を担当しており、やりがいのある仕事をしていましたね。でも、月に100時間以上のサービス残業が続き体の調子が悪くなってしまって…。続けていくことが難しくなってしまったので、仕事とプライベートを両立できる新たな職場を探すことにしたんです。

月に100時間のサービス残業には驚きです…。それで2社目に転職されたのですね。そこはどのような職場だったのですか?

オーガニックのアパレル製品をつくる会社です。そこでECサイトの商品ページの制作や商品撮影スケジュールなど全体のディレクションを担当していました。1社目のときに感じていたことなのですが、デザイン会社は代理店とクライアントの間に挟まれていることもあり、自分がつくった制作物への反応が得られにくいんです。それがもどしかったのでインハウスデザイナーとして働きたかったんです。

やりがいのありそうなお仕事ですね!

お仕事自体は楽しかったですし、ありがたいことに任される仕事も増えてやりがいを感じていました。でも、会社の姿勢に不信感を抱くようなことが起きたり、受け持つ業務の増加に伴い深夜に及ぶ残業も増えたりするなかで、転職を意識するようになったんです。

なるほど、そこでSBCメディカルグループ(以下、SBC)のCPPというお仕事にたどりついたのですね。

そうなんです。SBCでは福利厚生もしっかりしていますし、仕事とプライベートが両立できそうだなと思いました。なによりSBCの掲げる理念や経営方針などから、お客様に対する誠実な印象が受け取れ、とても魅力的でした。SBCのようなお客様を第一優先に考える会社に、デザインの力で貢献したいと強く思ったんです。

自身で解決策を考えること、分析することがより良い制作物をつくる近道

入社されてから働く環境がガラリと変わったと思うのですが、周りのスタッフさんと馴染むのは大変でしたか?

私がCPPとして入社したばかりのときは、スタッフの皆さんから「なにしているんだろう?」と不思議がられていたと思います(笑)。行っている業務が他のスタッフと全然違うので、始めの頃は少しアウェイ感を感じていましたし、元々あまりコミュニケーションが得意ではなかったので正直馴染めるか不安でした。ですが、毎日少しずついろんな人へ話しかけることを意識することで、コミュニケーションが取れるようになり不安は解消されていきました。皆さん優しく暖かい人ばかりで、新しい施術に関する院内掲示物などを見せると「ありがとう!」「分かりやすくて助かる!」とすごく喜んでくださるので楽しく働けています。

今まで経験されてきた業務との違いはどのようなところに感じられますか?

今まではサイトの見え方だけを考えていましたが、今は一連の流れを通して考えなくてはいけません。制作物をつくって終わりではないので、最初はどの作業にどれくらい時間をかけていいのか分からずスケジュール管理に苦戦しました。例えば、SNS配信の依頼を受けた場合どのメディアを使用して何を配信するのか、どのようなデザインにするのかを考えるところから始まり、配信後はどれくらいの反響があったのかを分析する必要があるんです。でも、自分がつくったものに対しての反応が分かるので次回に活かすことができ、スキルアップにもつながっています。

たくさんあるタスクをどう解決されているのですか?

以前、クリニックの主任に「タスクが溜まってしまい、どこから手をつけたらいいのか悩んでいます」と相談したことがあるんです。そのときに「CPPがやらなくてはいけない仕事と他の人にもできる仕事があるはずだから、CPPじゃなくてもできる仕事はあなたはやらなくても大丈夫」と仰っていただき、Instagramのストーリーの更新や、印刷、症例写真の撮影など、他のスタッフでも対応できるものは手分けしながら進めるというルールをつくってくださいました。

職種関係なく気軽に相談できるのは安心ですね!
院内掲示物やPOP制作はどのように進めているのでしょう?

制作の目的や現状の課題を明確にする「依頼書」をつくり、スタッフの皆さんに記載いただいているんです。あまり知識のない新しい商品や施術のチラシをつくるうえでも、それを依頼時に提出していただくことで、どこを目立たせるべきか、何を伝えるべきかを迷うことがなくなります。

「依頼書」があるだけでだいぶ制作がはかどりそうです。

実は熊本院のCPPさんから教えてもらったアイディアなんです。CPPは基本各クリニックに1人か2人しかいません。ですが、会社で使っているチャット機能の中にCPP専用のグループがあるので、仕事の進め方や業務内容で困ったことがあれば気軽に相談できる環境があります。なので、たとえクリニックに所属しているのが1人だったとしてもクオリティ高く、クリニックのためになる制作物をつくっていくことができています。

裁量をもって働けるからこそ自身の成長にもつながる

同じクリニックに先輩がいなくても、会社としてフォローできる体制が整っているのですね。

ただ、今まで勤務してきた会社のようにデザインに関する知識を持っている人が周囲にたくさんいる環境ではないので、気軽にデザイン面で相談できる相手がいないんです。レイアウトや色味のバランスなどで迷ったり悩んだりしたら自分で調べて解決していく必要があります。個人的にはそれは辛くもマイナスにも感じたことはないですし、むしろ自分の成長につながっている実感があります。

CPPの仕事内容として動画制作やSNSのデータ分析なども含まれていると思うのですが、小池さんは経験があったのですか?

動画の編集は経験がなかったのでYouTubeを見ながら勉強しました。作業自体はそんなに難しいわけでもないので、IllustratorやPhotoshopが使える人であれば、すぐに習得できると思います。データ分析に関しても全く知識がない状態でしたが、CPP専用に用意されている研修の中で勉強できるので問題ありません。知見があるに越したことはないと思いますが、知識ゼロでも大丈夫だと思いますよ!

研修が充実していると未経験のことにも挑戦しやすいですね。
SNSで発信する内容などは各クリニックに任されているのでしょうか?

そうですね!Instagramではクリニックの特徴がしっかりと打ち出せているほうがお客様からの反響もいいので、クリニックとしてのブランディングを意識しています。例えば小倉院では、医師である岩間先生の名前とマジックをかけて「イワマジック」という名前でブランディングを行っています (笑)。キャッチに合わせてデザインもグラデーションなどを使って、マジックの幻想感を感じられるようなものにしていますね。また、医師ごとに強みや、得意な施術が異なります。なので、SBCとしておすすめする施術や季節のトレンド、医師の特徴やクリニックの客層を考慮しながら打ち出していく必要があるため、SNSで発信するメッセージの内容は各クリニックに任されています。

なるほど、InstagramやLINEなど各SNSの内容はそれぞれ違うのでしょうか?

媒体によって打ち出す内容を変えていますね。Instagramは若い方が見ていることが多いので、二重や豊胸など若い方に人気な施術をプッシュしたり、LINEでは幅広い年齢の方に向けてクマ取りやリフトアップをおすすめしたりしています。また、SBCのお客様の年齢層は20〜50代と幅広いので年齢を問わず女性に反応が良さそうなデザインというのは常にアンテナを張ってインプットするように心がけていますね。SNSにでてくる広告や、SBC以外の美容クリニックの投稿、街中のポスターなどに積極的に触れインプットしたアイディアを活かしながら、各SNSの特徴に合わせてデザインを調整しています。

「こんなPOP今までなかったから、嬉しい!」と声を弾ませ喜ぶ姿が自身のやりがいへ

小池さんがデザインするうえで意識していることはありますか?

「お客様が知りたいことってなんだろう?」と立ち返ることを心がけています。SBCで日々制作物をつくっていると美容医療や施術内容についての知識がついてきて、みんな知っていて当たり前みたいな気持ちになってしまっているときがあるんです。なので、何か制作物をつくるときには一度お客様視点になって、その施術についてまったく知らない状態へ戻ることを意識しています。そうすることで制作するにあたって必要な情報が自ずと見えてくるので、お客様に寄り添ったデザインにつながるのではないのかなと思います。

お客様が本当に知りたい情報は何かという視点はとても重要ですね。
仕事をするうえで大切にされていることは何でしょうか?

デザインの仕事を始めてから心がけてきたことなのですが、素直な気持ちを持つことです。デザイナーの仕事は自分がつくったものに修正が入り、最終的に自分が思い描いていたものとは違うものになることも多いです。「頑張ったのにな」「自分なりにこだわっていたのにな」という気持ちになるときもあるのですが、頑なになっていてもうまくいかないので、相手の意見を受け入れていく謙虚さ、素直さを大切にしています。あとは、「信頼される人になる※」というSBCの行動指針も好きです。仕事をするうえでお客様にも共に働くスタッフにも信頼されるような仕事をしていきたいなと常に思っていますね。

※信頼される人になる…SBCの行動指針の一つ。お客様(患者様)、仲間に嘘をつかない。言い訳をしない。約束を守る。信頼たる職業人としての仕事スキルを身につける。

SBCでCPPとして働くやりがいはどのようなところに感じられていますか?

企画から制作、分析と一通り自分で担当できることがやりがいでもあり、楽しさだと思います。特に制作物の反応を分析できることで次に活かすことができますし、視野を広げるきっかけにもなります。あとは、喜びの声を間近で聞けることはとても嬉しいですね。入社してすぐにPOPを制作したとき、スタッフの方から「こんなPOP今までなかったから、嬉しい!」とすごく喜んでくれたことが今でも忘れられません。

美容医療に対してマイナスなイメージを持たれている方もいらっしゃいますし、私自身も入社する前はあまり興味がありませんでした。でも、SBCに入社してからは施術を受けられたお客様がコンプレックスを解消し前向きになられていく姿や、明るくなった笑顔をみて、美容医療とは人を幸せにするものなのだと実感し、そこに携われることに幸せを感じていますし、SBCで働く魅力の一つかなと思います。

誰かに喜んでもらうことで自身のデザイナーとしてのスキルも向上し、楽しく働けるのかもしれませんね。それでは最後に、SBCメディカルグループのCPPに興味がある方へメッセージをお願いします。

依頼内容によっては極端にいうと5分でつくってほしいというような要望もあるので柔軟性は必要ですが、裁量を持って取り組めるのでとてもおもしろいですし、達成感のある仕事だと思います。制作物をつくって終わりではなく、しっかり分析から結果を見ることもできるので、やる気やモチベーションにもつながりますよ!

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