リアルボイス

2024.09.16

日本一の整形外科を目指すために必要不可欠な“理学療法士”。保険診療×自由診療で多くの患者さまのニーズに応え続ける——

#転科歓迎#クロストーク#中途採用

PROFILE

(左)沼倉医師
東北大学医学部卒。東北各地の救急病院の勤務を経て、SBCメディカルグループ(以下SBC)の西新宿整形外科クリニック 院長に就任。一般整形外科治療はもちろん、「小児体質性低身長治療」や「再生医療PRP治療」など最先端の専門医療を得意として活躍する。

(右)宮園さん
大学病院精神科の看護師を経て、2015年にSBCメディカルグループ(以下SBC)に入社。看護師として下肢静脈瘤・がん免疫治療に携わった後、西新宿整形外科クリニック・新宿近視クリニック・六本木レディースクリニックの3院を管轄するエリアマネジャーを務める。

今回は、SBCメディカルグループの西新宿整形外科クリニックで院長を務める沼倉医師と、看護師のエリアマネジャーとして活躍する宮園さんに、なぜ理学療法士を求めているか、SBCで理学療法士として働くメリットや目指すビジョンなどのお話を伺いました。新たなキャリアを築きたい理学療法士の方、必見です!

日本一の整形外科クリニックになる鍵は”理学療法士”

西新宿整形外科クリニックでは、理学療法士を積極的に募集しているんですよね!

沼倉:はい。今回一番お伝えしたいのは、私たちは日本一の整形外科を目指しており、その実現のためには理学療法士の力が必要不可欠ということです。

まずは、整形外科業界の現状からお話しましょう。一般整形外科のメイン患者層は高齢者のため、高齢化が加速する今、保険診療のニーズは確実に増加しています。その一方で、整形外科の保険診療点数は今後減点される傾向にあり、保険診療のみではクリニックの経営は先細るだろうと言われています。

宮園:そのため、整形外科クリニックが安定して成長するためには、一般診療以外の診療の柱を構築し、幅広い患者層の集患をすることが重要です。各整形外科クリニックが他院との差別化を図るためさまざまな取り組みをしていますが、業界のトレンドとしては再生医療の導入と、リハビリテーションの充実が特に注目されています。そのため、西新宿整形外科クリニックも一般整形外科治療を軸にしつつ、再生医療や小児体質性低身長治療といった最新の医療技術を導入しています。

沼倉:しかし、どんなに最先端の治療があっても理学療法の技術がなければその効果を最大限に発揮することはできません。整形外科医として言えるのは、整形外科で患者さまに満足してもらうために最も大切なのは、「リハビリテーション」だということです。実際に、私たちのクリニックでも、理学療法士と触れ合う時間が好きで通っている患者さまがたくさんいらっしゃいます。

整形外科クリニックとして安定成長をするためには、再生医療をはじめとした自由診療の導入と、リハビリテーションの充実が必要であり、この2点における患者満足度を向上させるためには理学療法士の力が不可欠ということですね。

沼倉:その通りです。今後、整形外科業界では「保険診療×自由診療」のハイブリッドスタイルが確実に主流になっていきます。私たちはそのトレンドを牽引する日本一の整形外科グループを目指しています。理学療法士はそのビジョンを実現するうえで鍵となる存在です。

宮園:SBCと聞くと湘南美容クリニックのイメージが強いので、西新宿整形外科クリニックの魅力や特徴は理学療法士の方々になかなか伝わりにくい状況でした。

ですが今後、絶対に伸びると期待される分野で活躍することができ、専門性を発揮できる環境が整っているので理学療法士としてSBCで働くことにはたくさんのメリットがあります。今回は沼倉先生と一緒にそれらを一つずつお伝えしていきたいと思います。

最大の特徴は「地元密着の保険診療」×「最新技術の自由診療」

改めて、西新宿整形外科クリニックの強みについて教えてください。

沼倉:西新宿整形外科クリニックとしての最大の強みは、「保険診療×自由診療」のハイブリッドスタイルです。

当院は、一般保険診療の他に、膝関節再生医療と小児低身長治療という3つの柱で成り立っています。保険診療をベースにしながら、自由診療を取り入れることで、疾患のステージや患者さまの要望によって異なるさまざまなニーズに応えることができます。

「地元密着型の保険診療クリニック」と「最先端技術を用いる専門性の高いクリニック」の2面性を持っているということですね。扱っている自由診療にはどのようなものがあるのでしょう?

沼倉:変形性膝関節症の患者さまに対しては、PRP療法やASC療法など自身の細胞が持つ修復機能でひざの痛みの改善を図る再生医療を導入しています。小児低身長に対しては、成長ホルモン補充療法を行なっています。

宮園:こうした最新の医療技術をなるべく多くの患者さまに届けられるように、関節再生医療ではお試しがしやすい価格帯のメニューも取り揃えています。

さらに、小児低身長治療でも他院より価格を安く治療が提供できるよう、価格の見直しやセット販売などを行なっています。どのクリニックよりも治療を始めやすく、安心して続けやすいクリニックを目指しているのも西新宿整形外科クリニックの特徴です。

自由診療を導入しているということが、やはり重要なのでしょうか?

沼倉:非常に重要だと思います。最大のメリットは、患者さまが一番良い治療を選択できるということです。保険診療の括りがない国では当たり前に第一選択とされる治療が、日本では提案すらできない現実があります。変形性膝関節症に適用されるPRP療法やASC療法などの再生医療は、自分の細胞を使用するため副作用の心配がなく安全性はピカイチです。

しかし、保険診療適応外だからという理由で認知度は低いままです。保険診療はなくてはならないものですが、新治療が次々と開発される現代において、保険診療のスピード感だけでは患者さまにとってベストの治療を提供することができないのは明白です。

宮園:膝の痛みを抱えた患者さまに、「うちのクリニックは保険診療だけだからもうできることはない」としか言えないのか、「自由診療なので保険は適応外ですが、こういう新しい選択肢があります」と提案できるかどうかは、クリニックとして大きな違いだと思います。

沼倉:今まで、小規模なクリニックでは保存治療(薬や注射)がメインで、先端的な治療が必要な場合は病院への紹介状が必要でした。近年は、多くのクリニックが生き残りをかけてPRP療法などを導入しようとしています。地方の小さなクリニックでも再生療法が普通に選択できる時代はそう遠くないでしょう。

今後は整形外科でも自由診療を導入するクリニックが増えるということですね。

宮園:その一方で、「保険診療×自由診療」のハイブリッドを提供するのは簡単ではありません。医師だけでなく看護師や理学療法士も保険診療と自由診療のメリットとデメリットを深く理解しなければならないからです。当院も、クリニックを運営する上でスタッフの教育や、保険診療と自由診療のバランスをとることにまだまだ課題があります。

沼倉:簡単な道ではありませんが、保険診療と自由診療それぞれの良さを伝え、世の中が求める整形外科クリニックを目指していく当院は、理学療法士にとって非常にやりがいのある職場だと思います。

理学療法士としてSBCで働く3つのメリット

では、理学療法士として西新宿整形外科クリニックで働くメリットはどこにあるのでしょう?

沼倉:大きく分けて次の3つだと思います。「今後、絶対に伸びる分野で活躍できる」、「風通しの良い環境なので、理学療法士の専門性を発揮できる」、「SBCの企業理念に基づいた、三方良しの働き方ができる」ということです。

まず一つ目の「今後、絶対に伸びる分野で活躍できる」というのは、先述の保険診療と自由診療のハイブリッドスタイルということでしょうか?

沼倉:そうです。どこのクリニックでもハイブリッドスタイルができるわけではありません。現実問題、自由診療を提供するには多額の資金が必要です。最先端の医療を提供するには、一台3千万円は下らない設備を揃えなければなりません。

そう考えると、美容医療業界ナンバーワンのシェアを誇り、会社としての体力(資本力)が頭ひとつ突き出たSBCにしかできないことが沢山あります。今後注目されるフィールドに身を置けるというのは、SBCで理学療法士として働く大きなメリットだと思います。

成長の機会が多いということですね。では、「風通しの良い環境なので、理学療法士の専門性を発揮できる」というのは?

沼倉:院長としてクリニックを経営するうえで気をつけているのは、様々な職種のスタッフとコミュニケーションをとることです。

私は、リハビリの細かいことは分かりません。リハビリのプロとして理学療法士の仕事をリスペクトしているからこそ、対等な立場として意見を交換するし、教えることもあれば教わることもあります。立場や職種などで変な遠慮をせず、最善の医療を提供するために誰もが専門性を発揮できる職場づくりを心がけています。

宮園:医師とスタッフ間に壁があると必ず診療に影響が出ます。私はエリアマネジャーとして様々なクリニックを見てきましたが、チームワークの良いクリニックには元気で明るく、熱量の高い先生が必ずいます。西新宿整形外科クリニックが職種の隔たりなく和気あいあいとした雰囲気なのは、毎朝の朝礼で沼倉先生からどういう思いで診療にあたり、いまどの目標に向かっているかを発信し続けてくださっているからだと思います。

スタッフ一人ひとりがそのために自分は何ができるかを考えて行動するので、一体感が生まれているのかなと。クリニックの雰囲気の良さは患者さまにとってはもちろん、新たに仲間入りするスタッフにとっても安心できるものだと思います。沼倉先生は、よく理学療法士さんともご飯に行っていますよね(笑)。

沼倉:そうですね。昔からどうして医師は「自分が一番」のように振る舞う人が多いのか?と疑問だったので、そうなりたくないと思って気をつけています。

ですが、私も忙しくなってくると余裕がなくなることもあるので、「貧乏ゆすりを始めたら教えてください」と周りのスタッフにお願いしています(笑)。指摘されると我に返って落ち着けるので、だいぶコントロールできるようになりましたが、今でも周りに助けてもらっています。

クリニックの風通しの良さが伝わってきます!理学療法士に助けてもらうこともあるのでしょうか。

沼倉:それは沢山ありますよ。自由診療は新しい治療が多く、始めるのに不安を示す患者さまが多いのですが、理学療法士がリハビリテーションをしながら再生医療について分かりやすく話してくれると、患者さまの顔がパッと明るくなるんです。

最初はあんなに悩んでいたのに、わずか数十分で「先生、新しい治療をやりたいです」とやる気満々になってくれたりする。理学療法士が患者さまから聞き取ってくれたニーズや不安は治療を進めるうえで非常に有用なので、毎日のミーティングでスタッフで共有し、スムーズな連携ができるようにしています。

クリニックとして理学療法士に大きな期待を持っているのですね。

沼倉:めちゃくちゃ期待しています(笑)!先日、クリニックを地域の方々に知ってもらうために高齢者を対象とした地域交流会を開いたのですが、理学療法士による体操が非常に好評でした。

交流会終了後は、「受診したい」「今すぐ予約したい」と多くの方が仰ってくださり、保険診療の集客の新たな道が拓けたと思っています。これも理学療法士のおかげなので、ぜひ専門知識を存分に活かしてほしいと思います。

宮園:西新宿整形外科クリニックは、10名ほどの理学療法士が稼働できそうなくらいリハビリ室が広いんです。クリニックとしてもリハビリ室の充実を目指す方向で動いているので、理想のリハビリが提供できるよう一緒に考えていけたら嬉しいですね。

理学療法士の力を発揮する伸び代が沢山あるということですね。では、最後の「SBCの企業理念に基づいた、三方良しの働き方ができる」メリットとはどういうことでしょうか?

沼倉:SBCでは、「お客様」「スタッフ」「社会」の三方全てが良い状態をつくることを理念としています。患者さまファーストでスタッフが自分を犠牲にしたり、会社が儲けるために不適切な価格設定をしたりすることはあってはならないことだと考えています。スタッフが心から仕事を楽しんでいて、患者さまに満足する治療を届けることができ、みんながハッピーになれる職場を目指す環境は意外と少ないのではないでしょうか。

私もSBCに入職して実感しましたが、西新宿整形外科クリニックの雰囲気は今まで見てきたクリニックと全然違いますし、空気も新鮮だと感じます。医療技術だけではなく、患者さまとの信頼関係やどのように働くべきかといった本質を学べることが、SBCで働く大きなメリットだと思います。

宮園:また先日、社内で実施された理念コンテストで、西新宿整形外科クリニックは200院以上あるクリニックの中で2位になりました。SBCの中でも理念を体現しているクリニックなので、前向きで明るいスタッフが多くポジティブに働ける環境だと思います。

SBCの理学療法士に向いているのはこんな人

転職先を迷っているという方に向けてメッセージをいただけないでしょうか?

沼倉:分かります。私も東北の病院で一般整形外科医として働いていた時、SBCに転職しようか悩んでいると「若手の整形外科医がいく環境じゃない」と大学教授に反対されたことがあります。

SBCの整形外科は、西新宿整形外科クリニックの1院しかないため知名度も低く、保険診療一本の世界からすると自由診療へのイメージも良いことばかりではありませんでした。ですが、私の場合は、当時病院で当直をしていた時に相川代表から直接かかってきた電話で心が決まりました。

相川代表は何と言っていたのでしょう?

沼倉:「2035年には様々な診療科を持つ病院を設立して、日本一お客様の多い医療グループになる」と断言されていました。日本一になるとあんなに真剣に言う人を今まで見たことがなかったんですよね。相川代表の低身長治療に対する考え方や、整形外科における保険診療と自由診療の考え方が、私が考える未来に必要とされる整形外科の姿とぴったり一致していました。

「必要に応じて自由診療の選択肢を選ぶことができる、保険診療をベースとしたクリニックを日本中に作っていきたい」という相川代表の夢を一緒に追いかけたいと思ったんです。私が入社を決めた理由である、「日本一の患者満足度、患者数を誇るモデルクリニックを作りたい」という目標に同じように共感してくれる方に入ってきていただけると嬉しいです。

どんな人が西新宿整形外科クリニックの理学療法士に向いていると思いますか?

宮園:目まぐるしく変化していく環境なので、柔軟に対応できる方が向いていると思います。SBCの中で理学療法士が在籍するのは西新宿整形外科クリニックだけなので、外部の専門家を招いた勉強会を定期的に実施し、知識のアップデートを図るなどの工夫をしているとはいえ、教育制度などに改善点がまだまだあります。

受け身の方だと仕事をこなすので精一杯になってしまうかもしれないので、自発的に色々考えて提案をしたり、もっと良くするためにはどうしたら良いかを積極的に考えたりするやる気のある方だと働きがいがあると思います。

沼倉:確かに理学療法士としての教育制度は改善すべき点が多いかもしれませんが、接遇力やSBCマインドなどは他の整形外科に持ち込んだら一発で差別化できるくらいレベルの高い内容を学べる成長環境があります。スタッフ全員がスキルや知識を身につければ絶対に日本一を目指せるので、「整形外科といったらSBCだよね」と言われる未来を一緒に作っていきたいです。

宮園:あとは、新規開院を見据えてリーダー格の理学療法士を育成したい方や理学療法士の国家資格を活かしつつ成長企業で働いてみたい方、長く働いてキャリアアップを目指したい、そして何よりエネルギッシュな環境で仕事がしたいという方には非常に良いクリニックだと思います。

沼倉:新しいことに前向きでポジティブなスタッフばかりなので、そんな僕たちを見て、「このクリニックに来たら楽しそうだな」と思ってくれる人に来ていただけると嬉しいです。

多くのクリニックや病院の理学療法士はリハビリをひたすらこなすことが求められると思いますが、それだけで終わってほしくありません。接遇やファンづくりなど数字では表せないけれど取り組むべき大切なものが沢山あるので、それらを楽しみながら一緒に日本一を目指していきましょう。

今日は様々なお話をありがとうございました!

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