リアルボイス

2022.03.25

「ここでなら長く働ける」美容クリニック経験看護師が語る、SBCの強みとは

#スタッフ紹介#お仕事紹介#中途採用

PROFILE

湘南美容クリニック福島院の看護師。2018年11月にSBCメディカルグループへ入社。

今回は湘南美容クリニック福島院の看護師、田中さんがSBCメディカルグループ(以下SBC)に入社された経緯や、入社後の仕事内容、仕事のやりがいについてお話をお聞きしました。

病棟、美容クリニックの勤務を経てたどり着いたのはSBCでした

田中さんが看護師を目指したきっかけと、SBCに入社される前の経歴について教えてください。

もともと私の母が看護師として働いていたので、幼少期から看護師という職業を身近に感じていました。自分が熱を出した時に母が的確な判断をしていた姿を見て、私も看護師として働いてみたいと憧れを抱くようになったことがきっかけです。

大学を卒業後は、新卒で地元福島の医療センターに就職しました。血液内科に配属され丸2年勤務したのち、SBCではない美容クリニックに一度転職したんです。そこでも丸2年間勤務し、SBCへ転職しました。

病棟と美容クリニックでご勤務された経験があるのですね。そもそも1社目の就職先を選んだ理由は何だったのでしょう?

まずは看護師としての自分のスキルを磨くために急性期や外科など、いわゆる主要な診療科目で経験を積もうと思いました。あとは地元の福島で働きたいという思いもあったので、その2点を軸に就職先を選びました。

実際に看護師として働き始めていかがでしたか?

大変なことも多いですが、やりがいのある仕事だなと感じました。特に患者様と直接お話をすることが好きで、どれだけ深く相手と関わることができるか、を常に考え​て行動していましたね。

新卒で勤務した血液内科は、白血病の治療や抗がん剤・輸血療法・移植などをメインに取り扱うことが多い診療科目です。急変患者もいますし、とっさの判断が必要な場面がたくさんあったので、基礎看護の習得に加えて判断力を身に着けることができたと思います。

さらに、長期的に入院される患者様が多いことも血液内科の特徴です。一度退院されてもまた入院される方もいましたし、一人ひとりの患者様と深く関わることが多い環境からホスピタリティの重要さを学びました。患者様との関りの深さを意識することで、亡くなった患者様のご家族からは「担当看護師が田中さんでよかった」とお声をかけていただいた経験もあり、看護師になってよかったなと感じた瞬間がたくさんありましたよ。

田中さんのホスピタリティの賜物ですね。そのようなやりがいのある職場から転職を考え始めたのは何故でしょうか?

仕事にやりがいは感じていましたが、病状の重い患者様と向き合うことで身体的にも精神的にも追い込まれる部分があったことは事実です。ヘビーな環境に身を置く中で、自分が無意識のうちに愚痴をこぼしてしまい、はっとしたんです。このままでは人間として成長できないな、もう少し自分の視野を広げたいなと思ったときに、学生の頃から好きだった美容の分野で働いてみたいなと考えるようになりました。

昔から美容がお好きだったのですね。新卒の時に美容医療の道に進まなかったのは何か理由があるのでしょうか?

新卒の時には、美容医療や美容看護師という存在を知らなかったんです。看護師なら病院で働くものだ、という固定概念を持っていたのかもしれません。

ある時、職場の先輩から「田中さんは、美容看護師として働いていそうだね」と言われたことをきっかけに、好きなことを仕事にしたい、と思うようになりました。資格を活かして美容に携わることができるなんて素敵だなと、美容クリニックの看護師について調べるうちに、私が2年間患者様と誠実に向き合い大事にしてきたホスピタリティのスキルを活かせる場所なのではないかと気付いたんです。そこで、美容クリニックへの転職を決意しました。

転職先の美容クリニックを選ばれた理由はあるのでしょうか?その時に何故SBCを選ばなかったのかも気になります(笑)。

せっかく職場環境を変えるなら、地元福島ではなく東京で働いてみたい!という気持ちがあり、福島にはない美容クリニックを選びました。当時、SBCの福島院が開院するところだったので、転職先の選択肢からは外れてしまったんですね。

東京にはたくさんの美容クリニックがあったので、転職フェアなどで直接クリニックの話を聞いて回り、外科メインのクリニックにしようと決めました。前職が血液内科で外科の経験がなかったこともあり、次はオペ介助などの外科スキルを習得しようと思ったんです。

オペ介助の経験がなかったのに、外科メインのクリニックを選ぶあたり、チャレンジ精神を感じます。

もちろん不安がなかったわけではないですが、それよりも挑戦したいという気持ちの方が強かったですね。新人看護師の時に全ての診療科目を回るので、少しだけオペ室の経験があったのですが、とても楽しかったんです。オペ室で医師に的確に器械だしを行う看護師の姿を見て「かっこいい~」と憧れた記憶も影響しています(笑)。

患者様でもお客様でも、ホスピタリティの気持ちは変わらない

病院から美容クリニックへ転職した看護師の中には、想像していた業務と違った、病棟に戻りたい、と考える方もいるようですが、転職後に感じたギャップはありますか?

いえ、特にギャップは感じませんでした。お客様や患者様に対して行う行為が変わるだけで、看護師としてのスタンスは同じです。どこで働いていたとしても、看護師としての知識やスキルを活かして目の前の方と向き合うことで、看護師の意見として皆さん話を聞いてくれます。どちらで働いていても、自分の資格を活かして付加価値を与えることができているなと感じますね。

病棟時代は患者様の身体を拭くことで喜んでくださったり、感謝の言葉を頂いていました。美容クリニックでは、お客様の施術のサポートを行うことで笑顔を生み出すことができています。施術内容は全く違いますが、看護師として出来ることを全うするという根底の部分は同じだと思っています。

美容クリニックで働くやりがいのようなものは、どこに感じていましたか?

外科施術の奥深さですね。同じ外科の施術であっても、お客様の体型や希望されるデザインによってオペの内容が変わるので、一つとして同じ施術はありません。施術内容を深堀していく、掘り下げる面白さに気付かされました。

勤務していたクリニックでは、カウンセリングから経過観察までを同じ看護師が担当するシステムだったので、一人のお客様に寄り添える点もとても良かったですね。個々のお客様のお悩み解決に向けて、カウンセリングの場面から立ち会うことで、実際にオペを執刀する医師にも自分の意見を言うことができましたし、病棟に勤務していた時とは異なる風通しの良さを感じました。

スタッフ同士の仲も良かったですし仕事は楽しかったのですが、美容の知識を更に深めたいと思うようになったんです。そこで、更に幅広く美容医療を取り扱うクリニックで働こう、と転職を決めました。

また、当時勤めていたクリニックではスタッフの入れ替わりが激しく、長く働くイメージが持てませんでした。10年働くイメージが湧くような、キャリア形成できる場所へステップアップしたいという思いもありました。

オペ介助以外の美容施術の知識を深めたい、と思うようになったきっかけはありますか?

お客様からの質問に答えることができず、悔しい思いをしたことがありました。当時勤めていたクリニックではレーザー処置などの取り扱いがほとんどなかったので知識がなくて、聞かれたことに対して少し誤魔化してしまったんですね。そんな不甲斐ない経験もあり、美容皮膚科の知識を身に着けたいと思うようになりました。業務がルーティン化し、新しいことに挑戦したいという気持ちもありましたね。1社目では基礎看護の知識を習得し、2社まではオペ介助のスキルを身に着け、さあ次は皮膚科の知識を習得しよう!と。

幅広い美容医療を習得するためには大手のクリニックに入るべきだと思い、SBC一択で転職活動を行いました。そして無事に内定を頂き、今に至ります。志望度が高かっただけに内定を頂いたときは、とても嬉しかったですね。

美容クリニックとしては2社目の勤務なので、転職後は即戦力として活躍できたのではないでしょうか?

オペ介助は確かに経験がありましたが、皮膚科の知識は全くなかったので1からの習得でした。SBCはレーザー機器の種類も多いので、研修期間は必死でしたね。こんなにたくさんの機械や施術を覚えられるかな?と不安な気持ちになったことを覚えています。勉強量の多さもですが、初めはスピード感にも驚きましたね。SBCでは15分で脇の脱毛を終えなければならないのですが、施術を行いながらお客様と信頼関係を築き、アフターケアの説明を行いながらも、クリニックで販売している商品の紹介を行わなければなりません。スムーズに対応する先輩の姿を見て、自分にこんなことができるのか?と正直焦りました。

今まで勤めていた職場よりもスピード感があった、ということでしょうか?

看護師自体が時間勝負な職種ですから、もちろん今までもスピードを意識してきましたが、それでも不安を覚えるくらいSBCのスピード感は早いと感じました。すぐに先輩のようには対応できないとしても、一つずつ習得することを意識することで何とか乗り越えることができたんです。まずは施術を完璧にこなし、できるようになったらアイコンタクトや接遇を意識する、それにも慣れてきたらお客様に合わせたケアのご紹介をする、と本当に一つずつ習得していきました。

あとは、自分と社歴の近い先輩の動きを見て「半年後にはこのレベルまで出来るようになるぞ」と身近な目標を掲げることも意識していましたね。SBCは美容クリニック未経験のスタッフが多いので、先輩方も通ってきた道なんだな、じゃあ私も乗り切ることができる、と自分を鼓舞していました(笑)。

ポジティブで素敵な考えですね!SBCに入社して5年目になりますが、現在はどのような業務をメインで担当しているのですか?

私が所属している福島院は小型のクリニックなので、皮膚科や外科に分かれず基本的には全ての業務を担当します。オペの介助や、脱毛などのレーザー照射、それに加えて新人の指導も今は任せていただいています。最近、外科チェッカー(※)になったばかりなのですが、いまだに指導の難しさを感じますし、外科の知識不足を痛感する場面もあります。

SBCはどんどん新しい施術が増えるので、常に学習が必要です。業務がルーティン化することもなく、あっという間に入社して4年が経過していました。

※チェッカー…「全国のSBCスタッフがマニュアル通りの知識・技術を提供できるよう統一化を図る」という任務を負ったスタッフのこと。

自らの成長を感じながら、様々なキャリアを描ける環境

今までの勤務先よりも長く働かれていますが、SBCで長く働ける理由はどこにあると思いますか?

先ほどお話したように、新しいことに日々挑戦しているので業務がルーティン化しないということは大きいですね。業務以外の部分では、一緒に働くスタッフと支えあえる環境があることも大きいです。忙しい環境を乗り切ることができるのはチームワークのお陰だと思います。忙しい時にもがんばろう!とインカムで声を掛け合って乗り越えています。

SBCは常に前向きに改善できることがないかを考えているポジティブなスタッフばかりなので、忌憚なく意見を言い合える環境でストレスなく働けていますね。私自身もSBCに入社してから自己成長を感じるようになりました。美容クリニックで勤務する方は目標意欲が高い方が多くて、だらだら働いている人がいないんですよね。自己成長できたのは、そんな環境に身を置いているからかもしれません。

自己成長につながったと感じた出来事はありますか?

金沢院にヘルプで行ったことは自分にとっていい経験になりました。実は、金沢に行ってほしいと声をかけていただいたときは全然行きたくなかったんです(笑)。ただ、福島院には新人スタッフが定期的に入ってこないので、教育担当(プリセプター)として経験を積むことができません。そこで、金沢院で教育担当として勤務してきてほしいと打診を受けたんです。今となっては自分の成長のことを考えてくれていたのだと思うのですが、当時は全然知らない土地で、知らないクリニックで、やったこともないのに教育担当なんてどうしよう、と不安な気持ちの方が大きかったですね。

ただ、金沢院に行って後輩ばかりの環境に身を置いたことで、責任感を持って仕事に取り組むことができるようになりました。先輩が少ない分、自分が責任を持って後輩を育てなければという意識が芽生えましたし、場をまとめる力やリーダーの役割を意識することが増え、視野が広くなったことを実感する良い機会になりました。

自分自身で成長を感じることができるのは嬉しいですね!

SBCに入るまでは事なかれ主義でしたし、空気を読むことが多かったと思います。それ自体は悪いことではないですが、自分の意見を言う機会が増えたことで、自分の発言に責任を持つことができるようになりました。それに周りのスタッフが受け入れてくれる風土があるので、ダメもとでも試しに言ってみようかな?とも思えます。

もちろん、自分の意見が通らないことはありますが、そんなことで悩んでいても仕方がないですよね。周りのスタッフが前向きなので、私も意識してポジティブに変換するようにしています。というかポジティブじゃないとやっていけないのかもしれないです(笑)。それくらい忙しい環境ですし、どんどん新しい施術やキャンペーンが始まるので、その環境や変化を楽しめる前向きなスタッフがクリニックでは活躍しているイメージです。

田中さんも後輩指導や他院ヘルプなど幅広く活躍されていますが、今後目指す姿はありますか?

正直「こうなりたい」という明確な姿はないんです。今はオペの介助もとても楽しいですし、お客様と施術しながらお話する時間も大好きなんです。なのでもっとたくさん施術に入ってお客様に喜んでいただきたいという気持ちはあります。また、外科チェッカーとしてのスキルも習得したので後輩の指導をすることも増え、教育や育成も楽しいなと感じ始めました。

SBCの魅力の一つとして、キャリアの選択肢が多い点もすごくいいなと思っています。看護師として施術を極めることもできますし、教育や育成業務を行う役職を目指すこともできます。さらに、結婚して育産休に入るスタッフも沢山いますし、私自身も自分の生活に合わせてキャリアビジョンを描いていきたいなと思っています。

SBCは全国にクリニックがあるので、私のように他院ヘルプの経験もできますし、ご家族の転勤に合わせて他院に移るスタッフもいて、恵まれた環境だなと感じます。SBCでなら、ライフプランが変わったとしても長く働くことができますよ。

キャリアの選択肢は多いことはとてもいいですね!最後に求職者の方にメッセージをお願いします。

SBCは覚えることが多く業務上はハードな面もありますが、成長できる環境が整っています。患者様と向き合ってきたホスピタリティを活かしたい方にはとてもおすすめです。ぜひ、一緒にSBCで成長しましょう!

本日はありがとうございました。田中さんの更なる活躍を応援しています!

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