今回はメンズナースの宮本さんに仕事の魅力を伺っていきたいと思います。
よろしくお願いします。メンズナースは割合的にはまだまだ少ないですが、美容クリニックで活躍できるポジションです。もっと多くのメンズナースにSBCメディカルグループへの就職を検討してほしいと思うので、頑張って話しますね。
ありがとうございます!早速ですが、メンズナースならではの強みはどんなところにありますか?
やはり男性のお客様へのご対応はメンズの方が、自分の体験を織り交ぜて話すことができるぶん強みだと感じています。「毎朝のヒゲ剃りが本当に面倒くさい」とヒゲ脱毛に興味を持ってくださったお客様に、「僕も今ちょうどヒゲ脱毛をしています。脱毛施術時に多少の痛みはありますが、それで毎朝の手間が省けるなら全然問題無い程度ですよ」と実感して話せるかどうかの差は大きいと思います。
確かに体験談は強いですね。実際に男性のお客様は多いのでしょうか?
SBCでは、MEN’S美容のサイトもつくって男性のお客様を積極的に受け入れています。2017年の男性のお客様の来院数は322,603人で、1日あたり約883人の男性が施術を受けているという実績があります。ヒゲ脱毛以外にも、男性におすすめの治療がたくさんあるので今後も男性のお客様は増えていくのではないでしょうか。
男性に期待される身だしなみの意識も変わってきているかもしれませんね。ちなみに男性と女性の看護師で仕事内容が変わる、ということはありますか?
基本の業務内容は同じです。ただ、お客様の要望に配慮して施術の担当者を決めているので、メンズナースの僕が女性のお客様の脱毛に入ることは少ないです。
その他の美容治療は普通に担当します。ちなみに今特に勉強しているのは、脂肪吸引・まぶたの下の脂肪取り、SBC・リッチ・フェイス法などです。
SBC・リッチ・フェイス法は、脂肪やコラーゲンを注射器で採取して遠心分離で濃縮した後、その脂肪をシワや溝に注入するという若返り法です。
美容医療ならではという感じですね。
そうですね。僕は以前総合病院の呼吸循環器内科で働いていましたが、その時とは施術内容も院内の雰囲気も全く違います。以前はマイナスをゼロ、つまり病気から健康な状態に戻す医療でしたが、美容医療はプラスに変えることが求められる領域です。もちろん、どちらが良い悪いという話ではありません。僕の場合は、異なる環境に身を置いたことで看護師としての視野が広がったように感じています。
病棟勤務とは大きく異なるのですね。
基本的に病院には辛い状況の人たちが来ます。心臓が上手く機能しないために、水を飲めなくなってしまった高齢の女性の患者さんを以前担当したことがあるのですが、「水を飲みたい」なんていう当たり前の欲求にさえ応えられなかったのが辛かったですね。でも、そういう患者さんたちと毎日接しているうちに、僕は慣れてしまったんですよ。仕事にやりがいを感じていたし、とても良い職場環境でしたけど、慣れていく自分が嫌でした。そういった理由もあって、転職を考えたんです。
数ある転職先があるなか、SBCを選んだ理由は何だったのでしょう?
看護師になる前は化粧品営業の仕事をしていたので、その経験も活かせると思って美容クリニックを検討しました。メンズナースを募集をしているところを絞り込んでいく中で、SBCを知ったんです。色々調べていくうちに相川代表の志や会社のビジョンに惹きこまれていきました。たくさん迷いましたけれど、「成長が見込める場」だと感じたのが決め手ですね。
先ほど、転職したら「治療内容も院内の雰囲気も変わった」と仰っていましたが、いかがですか?
やはり美容業界は明るいですね。「お客様に喜んでいただくため」という目的があるので、施術するこちらもポジティブな気持ちになることが多いです。先ほども例にあげた男性のヒゲ脱毛のカウンセリングでは、「僕もやっているので一緒に頑張っていきましょう!」と笑って話すことが多いんですよ。明るい未来に向かうための作戦会議のような楽しい時間です。
SBCに転職して新たなやりがいを手に入れたんですね。
この仕事は笑顔をつくるお手伝いができるんです。カウンセリング時には暗い顔をしていたお客様が、施術後に「ヒアルロン酸を入れたらすごく綺麗なラインになったんです!」「こんなにほうれい線が消えるんですね!」「やって良かった!」と嬉しそうに話す姿を見るのは感無量です。「今度お友達に会う時はとても良い顔で笑うんだろうな」と想像するだけでも嬉しくなります。「お客様のためにもっと知識をつけよう、もっとオペの介助が上手にできるようにしよう!」と頑張る気持ちが湧いてきます。
素敵ですね。ちなみに、オペの介助をすることも多いのでしょうか?
入社当初は1日3件くらいオペに入っていましたね。病院勤務の時はオペ前の準備しか経験したことがなかったので不安でしたが、院長の平松先生が手取り足とり教えてくださっているので助かっています。見学時も解剖の知識や、今何をしているかを解説しながら手術をしてくださるので、とても勉強になるんですよ。
オペの介助はやはり難しいのですか?
先生が作業しやすい脂肪の押さえ方、まぶたの裏の出し方などの感覚を掴むのが難しいですね。微差が作業の質やスピードを左右するのでとても大事な仕事です。オペ室での勤務経験が長い同僚にコツを聞いて練習しているのですが、上手な人はやっぱり色々違いますね。動きに無駄が無いし、タイミングも的確。しかも、その場の空気をうまく和ませてスムーズに進行させるといった気配りもできるんです。僕も早くそうなりたいですね。
有難いことに、平松先生が勉強会を開催してくださっていますし、同僚も快く教えてくれるので早く技術を身に付けたいと思います。
勉強することが沢山あるのですね。
医療職に勉強はつきものなので抵抗は無いのですが、予想より勉強する量は多かったです。美容クリニックに勤務する友人から「SBCはマニュアルが多いから、良い面もあるけど大変だよ」と教えてもらっていたのですが、本当でした。手順がしっかり決まっている分、覚えることが多く細かいです。しかし、それはテキストや動画のマニュアルが充実しており「学びたいときに学びたいことをきちんと調べることができる」という大きなメリットでもあるので、初心者には特に助かります。有難い環境だと思いますよ。
「有難い環境」とはいえ、ぶっちゃけ女性の職場だと居づらさを感じることはありませんか?
確かに転職前は「男性の居場所あるかな?」「どんな人たちと一緒に働くんやろ」と思うこともありました。でも、配属後1週間くらいでクリニックの雰囲気には慣れることができましたね。
そんなに早く馴染めたのは何故でしょう?
奈良院で出会ったスタッフみんなのおかげですね。僕が入社したのは奈良院がオープンして1ヶ月後というタイミングだったので現場もバタバタだったと思うんですよ。そんな忙しい時でも僕のためにウェルカムボードを用意してくれたり、向こうから話しかけてきてくれました。平松先生も初日の朝礼で「みさなんも新人の時があったはずですよね。その時の気持ちを思い出して接しましょうね」とわざわざ言ってくださったんです。
宮本さんが入職した時の平松先生とのツーショット
新しい職場は誰でも緊張するので、フォローしてもらえると嬉しいですね。
休日にはスタッフで予定を合わせて東大寺や大仏の観光に行ったり、バスを借りてフォレストアドベンチャーに遊びに行ったりもしました。
奈良観光時の写真
平松先生とスタッフ全員でお祭りに行って、たませんやカステラなどを先生にごちそうになったこともあるんです。ウキウキでみんなの動画を撮る平松先生や、美味しいものを食べて笑っているスタッフたちを見て、「めちゃくちゃ良い人たちと働けているんだなあ」と感激しました。オープニングスタッフとして奈良院の応援に来てくれていたスタッフたちが、所属するクリニックに戻って行った時にみんな泣きながらお別れしたのも印象的です。
素敵な職場なんだということが伝わってきます。
職場環境の良さは本当に自慢できます。おかげさまで、今では女性スタッフの恋愛話に混ぜてもらえるくらい仲良くなることができました(笑)僕は最近漬物作りにハマっているので、月に1,2回ほどみんなにも差し入れしているのですが、こんなことができる環境はあまり無いのでは?と思います。
お漬物美味しそうですね(笑)では最後に宮本さんがSBCに転職して最も変わったことを教えていただけますか?
自分の生活に余裕ができたことですかね。病院勤務時代は月4回ほど夜勤がありましたが、今は日中だけの勤務です。余裕が出たので勉強意欲も上がりましたし、この会社は「新しいことに積極的に挑戦する風土」があるのでモチベーションも上がります。日々の生活のなかで成長や変化を感じることができるのが嬉しいです。