リアルボイス

2021.11.17

「ママであることも、仕事を頑張ることも、人生の大切な一部」。 ママの活躍を応援する環境がSBCにはある。

#スタッフ紹介#中途採用

PROFILE

湘南美容クリニック札幌院 看護師。2010年9月1日入社。

結婚を機に、大学病院の看護師から美容クリニックの看護師に転職

今回は、仕事と子育てを両立している看護師の境さんにお話を伺います!

よろしくお願いします!

前職では大学病院の小児科で看護師をされていたとのことですが、どうして転職を考えるようになったのでしょうか?

きっかけは、結婚をして家が東京から北海道に移ったことですね。ただ、転職を決めた一番の理由は他にあります。というのも、子どもが好きで小児科を選んだのですが、病気の種類によっては子どもたちの死と向き合わなくてはならないこともあり、自分の無力さを感じてだんだんと精神的に辛くなってしまったんです。それが転職を決めた一番の理由でした。

たしかに、子どもが好きで選んだ仕事なのに、子どもの死と向き合わなければいけないのは辛いですね…。

そうなんです…。退職後は、結婚生活を考えると夜勤は難しいだろうけど、看護資格を活かせる職場で働きたいという2つの想いを抱えて悩んでいました。そんなとき、美容クリニックの看護師という仕事に出会ったんです。中でもSBCメディカルグループ(以下SBC
)は女性の活躍を応援してくれる会社だということを知り、応募してみようと思いました。実際に入社してみると、同僚が仕事を一つひとつ丁寧に教えてくれたり、キャリアプランの相談に乗ってくれたりと、とても助けられましたね。またプライベートでも一緒に遊びに出かけるほど、スタッフ同士の仲がいいのも嬉しいです。

ラウンドワンで、札幌院の皆で運動会をしたときのお写真だそうです。楽しそうですね!

産休・育休を終えて復帰するも、仕事と子育ての両立という壁に

順調にSBCの看護師としてのキャリアをスタートできたんですね!とは言っても転職後、苦労したことはなかったんでしょうか?

驚かれるかもしれませんが、同僚が皆やさしく迎えてくれたので、苦労したことはほとんどありませんでした。強いていうなら、東京から北海道に来たばかりだったので、方言についていけなかったことくらいですかね(笑)。例えば、「ゴミをなげといて!」と最初に頼まれたときは、「どこに投げるんですか?」と聞き返した気がします(笑)。他にも、オペ前に滅菌手袋をつける時に「手袋はいて~」と言われて、「オペは清潔にしないといけないから、靴に手袋をはかせないといけないのか」と勘違いしてしまったこともあります。まぁ、その後冷静に考え直して手にはめ直したんですけどね(笑)。転職後に苦労したことといえばその程度です。それよりも、産休・育休明けの復帰のほうが大変でした。

境さんは産休・育休を取得した後に職場に復帰されているんでしたね。どのようなことが大変だったのでしょうか?

産休・育休に入る前は、同僚たちが「待ってるね!」と笑顔で送り出してくれたので、ありがたく復帰させてもらったのですが、実際に復帰してみると、いわゆる浦島太郎状態になっていたんです。

浦島太郎状態、ですか。

そうです。浦島太郎が竜宮城から戻ってきたら、自分がいた頃と何もかもが変わってしまっていたように、私が復帰したときには美容医療の技術も種類も多くのことが変わってしまっていたんです。美容医療業界の変化のスピード感がとても早いことは産休に入る前から分かっていたのですが、まさかここまで早いとは思いませんでした。「この施術どうやってやるの?」「脂肪吸引方法が増えてる!」など、驚いてばかりでしたね。

そうした新しい技術や情報を学んで、自分も早く皆に追いつきたいという想いがあったのですが、子育てのために早く帰らなくてはいけないというもどかしさを感じていました。どちらを優先したらいいのか、基準が分からなくなっていましたね。

「子育ても仕事も自分の人生の一部」。どちらも諦めない決意が固まった

子育てをしながら、変化が激しい美容医療業界の仕事を両立するのは大変そうですね…。どうやってその悩みを解決したのでしょうか?

相川代表の一言でした。代表が札幌院にいらしたときに「子育ても仕事も自分の人生の一部だからね」と言ってくれたんです。

それまでは、「子どもが成人するまでは育児のみに専念したほうがいいのでは?」とか「仕事を頑張ろうとして職場の皆に迷惑をかけてしまうのでは?」など色々なことを気にして悩んでいたのですが、代表のその言葉を聞いてどちらも全力でやろうという決意が固まったんです。最愛の息子の母親として全力を尽くすことも、女性としてSBCで仕事を頑張ることも、私にとっては大切な人生の一部。ならば、両立できるように成長すればいいんだと気づきました。そこからは、仕事も子育ても全力で行うために自分に何が必要か、どう動くべきかを考えるようになりましたね。

こちらが5歳になる息子さん。かわいいですね!ママのことが大好きなのが伝わってきます。

「できるかどうか」ではなく、「実現するためにはどうしたらいいか」を考えるようになったんですね。

そうです。まずは仕事の合間をぬってキャリアアップ研修に積極的に参加するようにしました。子育てをするために時短勤務にしてもらったり、子どもになにかあったときには仕事中でも帰らなくてはいけないときがあったりと、仕事と子育てを両立しようとするとどうしても職場に負担をかけてしまうこともあります。ですが、自分が発揮できる能力やスキルを高めることで、限られた時間の中でも役に立てると気づいたんです。

自分にできることを増やすために研修に参加されたんですね。とはいっても、仕事と子育てで忙しい中、研修の勉強もするのは大変ではありませんでしたか?

「余裕でした!」とは言えないですね(笑)。仕事が終わって子どもを保育園にお迎えに行って、家事をしながら子どもの面倒を見て、寝かしつけてからやっと自分の時間なので。睡眠時間がほとんどとれない時期もありました。あまりに大変すぎて諦めそうになったこともあります。しかしある研修で、マネジャーに「ママの星、頑張って!」と言ってもらえたことは今でも励みになっていますね。

それは大変でしたね…。

今思えばかなり大変でした。しかし、研修に参加し続けたからこそ、自分の時間を意識することで生活にメリハリがついたし、自分の中で気持ちの切り替えが上手にできるようになったとも思っています。研修では接遇、身だしなみ、営業、美容外科や皮膚科の主な治療や先進医療まで勉強するんですが、特に接客・接遇面はとても勉強になりました。

技術だけではなく接客・接遇も当たり前にでき、さらにクリニック経営にも携われるのがSBCの看護師なんです。医師の補助をする看護師ではなく、SBCで活躍する1人のプロフェッショナルとして仕事をするために必要なことを教えてもらいました。

挑戦を続けてきたからこそ、ママ看護師に伝えたいことがある

看護師として接客・接遇面なども学べるのは、SBCならではなのかもしれませんね。それにしても、楽しみながら研修を乗り越えた境さんを尊敬します。

ありがとうございます。普段あまり感情を表に出すタイプではないんですが、研修が終わったときは嬉しすぎて泣いてしまいましたね。正直、応募する前は「時短で働いている私がキャリアアップのための研修に本当に参加していいんだろうか?」という迷いも少しあったんです。しかし、札幌院のスタッフは誰一人不満を言わずに「頑張れ!」って応援してくれました。その支えもあって、最後まで諦めずにチャレンジできたのだと思います。

研修を終えた今では、キャリアアップの研修に自分自身が講師として参加させてもらえたり、新人さんの教育に携われたりと、諦めずに研修に参加し続けてきたことによって仕事の幅が広がってきていることを感じます。

札幌院のみなさんと。札幌院 院長の前田先生のお誕生日をお祝いしたそうです。

そして最愛の息子は、どんなときも「お仕事がんばってね」と笑顔で送り出してくれます。「ママのお仕事は皆をきれいにするお仕事だもんね」「元気にしてあげるお仕事だもんね」と私の仕事を子どもながらに理解し、一番応援してくれていると思います。

支えてくれている皆に貢献したいし、息子のためにも素敵なママでいたいです。さらに「ママの星、頑張って」と言ってくださったマネジャーをはじめ、研修に参加させてくれた上司たちの期待にも応えたいと思っています。

相川代表との1枚

仕事と子育ての両立に不安を抱いているSBCのスタッフに対して、伝えたいことはありますか?

一番伝えたいのは、「ママであることは弱みではなく強みなんだよ」ということですね。結婚や出産などライフステージが変わることで「これからのキャリアはどうなるんだろう?」と不安を抱えてしまう気持ちはとてもよく分かります。しかし、ママだからと引け目を感じる必要は全くありません。SBCは頑張る女性を応援してくれる環境が整っているし、スタッフたちも一体となってサポートしてくれます。だからこそ、周りの人の力を借りながら、研修に限らずやりたいことにはどんどんチャレンジしていってほしいです。もし厳しいなと思ったとしても、SBCには助けてくれる仲間が必ずいます。それを伝えるためにも、私自身が常に成長や挑戦に対してポジティブでいたいですね。

境さん、ありがとうございました!応援しています!

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