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2021.12.14

夜勤が辛い看護師必見!夜勤なし求人・転職先13のまとめ【保存版】

#お仕事紹介#中途採用

あなたは大丈夫!?この不調って夜勤が原因かも

「看護師の仕事に夜勤はつきもの」それは承知の上でこの看護師の仕事を選んだ人も多いと思います。ですが、緊張状態での長時間の拘束や、昼夜逆転生活、睡眠不足は心身にあまり良いとは言えません。

こちらはまだ20代の看護師の声です。

夜勤明けの休日が1日ベッドから起き上がれないようになり、疲れはとれないし、偏頭痛もすごくて身体はフラフラ。検査をしても過労による自立神経の乱れだと言われて、どうしようもなかったんです。40代、50代になれば夜勤は減りますが、さすがにそこまで保たないなと思って転職を真剣に考えました。(前職:都立の病院のNICUの看護師)

他人事ではありません。

実はストレスや睡眠不足、自律神経の乱れの影響は「体の弱っている所」から真っ先に出てきます。例えば、普段から猫背や腰などに負担のかかる姿勢をとっている人には「腰痛」や「肩こり」などとして、代謝が悪く老廃物が溜まっている人は「ニキビ」や「アトピー」などの肌荒れとして、精神的に疲れが溜まっている人は「イライラ」や「不安」などの問題としてあらわれることが多いのです。

以下のチェック項目に多く当てはまるようなら、夜勤に伴う睡眠不足や昼夜逆転に身体がついていっていない状態かもしれません。

【あなはた何個当てはまる?この不調って夜勤が原因かも】
①休日にたくさん寝ても疲れがとれない
②太りやすくなった
③免疫が弱くなり、風邪のような熱っぽさや、ダルさを感じる
④慢性的な便秘が辛い
⑤生理の周期が乱れがち
⑥頭痛・腰痛・肩こりなどの体の痛みがある
⑦肌荒れが中々治らない

辛い仕事を続けるメリットは何でしょうか?大切な身体を痛めてまで続ける意味にきちんと納得できていますか?
今回は、夜勤が辛い看護師のあなたに13の職場をご紹介します。現状の辛さを「仕方がない・・・」と諦める前に、ぜひ候補として考えてみて下さい!

夜勤無しの看護師の仕事13の選択肢

夜勤だけが看護師の働き方ではありません。以下は夜勤無しの看護師の転職先の選択肢の一部です。

いかがでしょう?夜勤なしの看護師の仕事というと、クリニック、診療所などが思い浮かびますがそれ以外の選択肢もたくさんあります。それぞれの特徴を知って自分にあった仕事を見つけましょう。

夜勤無しの看護師の仕事①:外来

外来看護師の主な仕事は2つです。「医師の外来業務を補助する」ことと「患者さんがスムーズに診察を受けることができるようにサポートする」ことです。問診や診察の補助、採血、患者さんへの指導、カルテの記入や管理、病棟との連携などを行います。病棟勤務と比べると、事務作業が多く、素早く仕事を処理することが求められます。

外来看護師は、患者が受付後に最初に関わるため、その病院のイメージを左右する大事な役割です。小さい子どもからお年寄りまで幅広い世代に対応できるコミュニケーション能力が求められます。病院の窓口のため、時にはクレームの処理も大事な仕事です。

外来看護師の仕事内容は病院の規模や科目によって変わります。例えば透析看護を行なっている病院では、人工透析の機械の操作にも詳しくなり、専門知識・技術力を養うことができるでしょう。

外来看護師は、基本的に日勤のみの仕事です。診療時間が予め決まっているので残業も少ない傾向です。毎日の生活が規則正しくなれば、抱えていた不調もだいぶ改善されるでしょう。一般的に外来勤務の看護師の給与は、20~28万円程度というケースが多いようです。業務内容が病院によって大きく変わらないため、復帰しやすいというメリットもあります。夜勤と比較すると給与は下がりますが、昼間に働き、日曜祝日は休みたいという人にはおすすめです。

【外来看護師の特徴】
・日勤が中心
・日曜祝日が休み
・事務作業が多い
・クレーム処理もある
・復帰しやすい
・給与は夜勤よりも低い傾向

夜勤無しの看護師の仕事②:病棟で日勤のみ

病棟で日勤のみ働く場合、労働時間や内容は夜勤と変わりありません。病棟看護師のメインの仕事は、「入院患者のケア」や「医師のサポート」、「薬剤の投与や検査や処置」などです。具体的には、血圧、体温、脈拍の測定、巡回、採血、点滴、採血入院患者の食事、入浴、排泄の補助、カルテ記録や管理、手術の準備や介助などです。

担当する入院患者としっかり向き合うコミュニケーション能力が必要です。外来と比較して重症の患者に対応することが多いため、緊急時の判断能力や素早い対応力、技術のスキルアップにも繋がります。

病院によって異なりますが、8時〜17時までのシフトが日勤とされることが多いようです。多くの病院では日勤のみの病棟看護師を募集していますが、夜勤ありのシフトでなければ常勤扱いにならない求人もあるので要チェックです。日勤といっても、勤務終了間際に緊急入院や緊急オペが入った場合は残業になってしまうこともありますし、病棟によっては、夜勤を勧められる場合があります。夜勤をしたくない時はきっぱりとNOと言うようにしましょう。一般的に病棟で日勤で働く看護師の給与は、20~33万円程度というケースが多いようです。

【外来看護師の特徴】
・看護師としての技術が身につく
・緊急時の判断力や素早い対応力などが身につく
・残業になる可能性もあり
・夜勤を勧められることもある

夜勤無しの看護師の仕事③:クリニック・診療所

クリニック、診療所の場合は入院できるベッドが19床以下と決まっています。多くのクリニックと診療所には入院施設が無いため、日勤の求人が多い傾向にあります。

クリニックや診療所で働く看護師のメインの仕事は、「医師の診療介助」です。具体的には問診、バイタル測定、採血、点滴、検査説明などです。クリニックや診療所は病院と比較すると小規模なので、対応する患者数も少ない傾向にありますが、1人で何役もの仕事を行う必要があります。病院では一つの分野に特化して仕事ができますが、クリニックや診療所では心電図測定やレントゲン画像の現像、点滴、採血、掃除、事務作業、電話対応、器具の準備や片付けなどを1人でこなす場合が多いようです。

クリニックや診療所で働く看護師が主に扱うのは精密検査などを必要としない日常的な病気や問題などのため、重篤な患者に対応することは少ないです。地域に根ざした対応を行なっているクリニックや診療所が多いため、長い付き合いを上手に行うコミュニケーション能力が求められます。

給料については、病院よりも地域差や労働条件や経営状態による差が激しい傾向があります。気になるクリニックがあれば募集要項や求人情報をチェックしてみましょう。

クリニックで扱う分野については以下に記載したものなどが挙げられます。

内科、心療内科、精神 科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、胃腸科、循環器科、アレルギー科、 リウマチ科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、 こう門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、気管食道科、リハビリテーション科及び放射線科
参考:診療科名(医療法第70条、医療法施行令第5条の11)

どの分野を選択するかによって働き方が異なりますので、このページでは美容クリニック(美容外科・美容皮膚科)をとりあげてご説明します。

夜勤無しの看護師の仕事④:美容クリニック

美容クリニックの看護師の仕事内容は、医療脱毛や処置介助、診療補助や医療レーザー照射などがあります。日常的に最先端の美容施術分野に触れることができ、社員割引等を利用して施術を受けることができるので、美容好きな看護師に人気な転職先です。

病院の看護師の仕事内容とは異なる部分が多くあるため、美容分野の施術についての勉強が必要です。新しいことに挑戦していきたい方に向いているでしょう。また、美容クリニックに来院するのは「患者さん」ではなく、「お客さま」です。応対の違いなどで最初は戸惑うことがあるかもしれません。接客の仕方も変わり、おもてなしのコミュニケーション力が必要とされます。

美容外科や美容皮膚科クリニックで働く看護師の平均月収は30~40万円ぐらいだと言われています。日勤のみで年収600万円の好待遇をアピールする美容クリニックや、研修時も月給35万円支給されるクリニックもあります。

【美容外科や美容皮膚科クリニックで働く看護師のメリット】
・命に関わる処置がほとんど無い
・高い接客技術が要求される
・給与が高い傾向にある

ちなみに、以下は美容クリニックの中でも最大手の湘南美容クリニックの美容外科と美容皮膚科の看護師の特徴です。

【湘南美容クリニックで働く看護師のメリット(美容外科)】
・コンプレックスを解消し、お客様が幸せになるサポートができる
・美容分野の第一線で活躍する看護師としてスキルアップできる
・世界最先端の治療や技術に触れられる

【湘南美容クリニックで働く看護師のメリット(美容皮膚科)】
・看護師メインの施術が多いので、自分の仕事に誇りがもてる
・お客様とのコミュニケーションを楽しめる
・世界最先端の治療や技術に触れられる

夜勤無しの看護師の仕事⑤:老人ホーム(特別養護老人ホーム)

老人ホーム(特別養護老人ホーム)の看護師のメインの仕事は、「入居者の健康のサポート」です。内服管理や、健康管理、急変対応、食事準備、食事介助、生活場面での機能訓練といった幅広い対応を行います。オンコール当番が課される場合もあります。

仕事内容は老人ホーム(特別養護老人ホーム)によって大きく異なります。採血、点滴、IVH管理、人工呼吸器、胃ろう、在宅酸素、吸引などのケアも必要な施設もあるので求人をよくチェックしてみましょう。

入居者や家族への長期の関わりの他、介護士や管理栄養士などとの連携を行うコミュニケーション力が必要とされます。病院と比較すると医療処置を行う機会は減る一方で、認知症看護やターミナルケアといった経験を積むことができます。一般的に老人ホーム(特別養護老人ホーム)で日勤で働く看護師の給与は、25〜30万円程度というケースが多いようです。

【老人ホーム(特別養護老人ホーム)の看護師の特徴】
・認知症看護やターミナルケアに対するスキルアップができる
・長期的な人間関係を構築する力が求められる
・チームワーク力が求められる
・オンコール当番がある場合がある

夜勤無しの看護師の仕事⑥:介護老人保健施設(老健)

介護老人保健施設(老健)で働く看護師のメインの仕事は、リハビリ、介護、医療的なサポートが必要な「高齢者への看護業務」です。ドクター回診時のサポートや薬の管理、検温、排せつコントロール、食べ具合を見るための食事介助などを通した健康状態の把握などを行います。入所者は基本的に治療が不要で病状が安定しているため、看護師の精神的な負担も少ない傾向です。

介護老人保健施設(老健)で働く看護師の給与は諸手当込みで月収は25万円~33万円程度、年収は350万円~460万円程度という求人が多いようです。

ちなみに介護老人保健施設(老健)とは、介護を必要とする高齢者の自立を支援し、家庭への復帰を目指すために、医師による医学的管理の下、看護・介護といったケアはもとより、作業療法士や理学療法士等によるリハビリテーション、また、栄養管理・食事・入浴などの日常サービスまで併せて提供する施設です。

この介護老人保健施設(老健)はいわゆる老人ホーム(特別養護老人ホーム)とは異なります。老人ホーム(特別養護老人ホーム)が高齢者の生活の拠点として最期まで入所し続けることが可能なのに対し、介護老人保健施設(老健)は身体状況の回復を目指して自宅へ戻ることが目的のため、長期間入所し続けることはできません。数ヶ月おきに入所継続の判定が行われるなど一時的に入所する施設であることが特徴です。

介護老人保健施設(老健)で働く看護師の特徴
・介護士との連携が必要
・医療行為が少ない傾向にある
・対象は高齢者が中心

夜勤無しの看護師の仕事⑦:健診・検診センター

健診、検診センターで働く看護師のメインの仕事は、診察の介助や採血、血圧測定、身体測定、問診の記入などです。事務作業も多いですが
1時間に30名以上の採血を行うこともあり、テキパキとした対応が求められます。健診・検診センターでは常勤の医師が少なく、非常勤の医師が日替わりで担当することが多いため、看護師には人によって異なる臨機応変な対応をする必要があります。

健診は健診センター内で行われる他に、企業や地域のコミュニティーセンターで検診を行う出張型の場合もあります。病棟で働く看護師と比較すると立ち仕事や力仕事が少ない傾向です。健診の受付は15時までに終了する場合が多いため、片付けや締め作業、翌日の準備などといった仕事を終えれば定時で帰宅することが可能です。健診・検診センターで働く看護師の給与は、諸手当込みで月収23万〜30万程度の求人が多いようです。年収では300万円~440万円程度の傾向があります。

ちなみに「健診」とは、健康診断を指し、健康であるかを確かめるために病気の危険因子を探すことを目的としています。人間ドックは健診の一種です。一方、「検診」は特定の病気を早期に発見し、早期に治療することを目的としています。乳がん検診や子宮頸がん検診などの「がん検診」が、検診に含まれます。

【健診、検診センターで働く看護師の特徴】
・生死に関わる仕事は基本的に無い
・定時で仕事が終わる
・立ち仕事や力仕事が少ない
・臨機応変な対応が求められる

夜勤無しの看護師の仕事⑧:訪問看護

訪問介護を行う看護師の仕事内容は、療養上のお世話(身体の清拭、洗髪、入浴介助、食事や排泄などの介助・指導)や、病状の観察(病気や障害の状態、血圧・体温・脈拍などのチェック)、在宅酸素・人工呼吸器などの管理、ご家族等への介護支援・相談(低栄養や運動機能低下を防ぐアドバイス)などが挙げられます。オンコールがある場合もあります。訪問以外の時間は事務所で書類作成などを行います。

訪問介護を行う看護師の給与は、年収で430万円程度の傾向です。

訪問看護とは訪問看護ステーションから、病気や障害を持った人が住み慣れた地域やご家庭で、その人らしく療養生活を送れるように、看護師等が生活の場へ訪問し、看護ケアを提供し、自立への援助を促し、療養生活を支援するサービスです。

訪問看護師は病院やクリニックからではなく、所属する訪問看護ステーションから利用者の住む場所に直接向かうことが訪問看護の一番の特徴です。看護ケアや医療的な処置はもちろん、高齢者や家族の心のケアや介護指導も行うこともあります。高齢者の年齢や状態など一人ひとりの身体状況や希望により仕事内容が変化するので、病院や医療機関とは一味違う臨機応変な対応と柔軟な姿勢が求められます。

【訪問看護を行う看護師の特徴】
・高齢者や家族に寄り添った仕事
・設備の整った病院ではなく利用者宅への訪問のため、臨機応変さが必要
・オンコールがある場合もある

看護師の転職先⑨:夜勤無しの看護師の仕事⑨:学校の保健室(養護教諭)

学校の保健室(養護教諭)で働く看護師の仕事内容は怪我や病気の救急処理、学校環境衛生調査、保健指導、健康診断の管理、保健室相談などです。最近は身体のケアだけではなく、メンタル面でのケアといったカウンセラー的な役割も学校の保健室の先生(養護教諭)には求められています。

保健室の先生(養護教諭)として働くためには、護教諭免許状を取得する必要があります。文部科学大臣の指定する「指定教員養成機関」で決められた単位を修得し、卒業すれば養護教諭一種の免許状が取得することができます。

看護師の資格所得後に、養護教諭一種免許状が取得できる指定養成機関
北海道教育大学の養護教諭特別別科、山形大学の養護教諭特別別科、新潟大学の養護教諭特別別科、金沢大学の養護教諭特別別科、岡山大学の養護教諭特別別科、熊本大学の養護教諭特別別科、富山県立総合衛生学院の保健学科

免許を持っているだけでは保健室の先生(養護教諭)として働くことはできません。養護教諭の免許を取得した後、学校の教員採用試験に合格することによって、保健室の先生(養護教諭)として働くことができます。

保健室の先生(養護教諭)の特徴
・子どもと触れ合うことができる
・土日祝日が休日のことが多いためプライベートを充実させることができる
・感染症時期は忙しい
・メンタル面でのケアも必要
・教師との連携が必要

夜勤無しの看護師の仕事⑩:保育園

保育園で働く看護師の仕事内容は、健康観察や薬の管理、感染予防対策といった園児(主に0歳児)の健康管理がメインです。その他にも怪我や病気に対する応急処置や健診業務の準備や介助、歯磨きや手洗いなどの健康指導、保健だよりの作成や、保護者への説明などの業務があります。風邪やインフルエンザやノロウイルスが流行する季節になると仕事が一気に忙しくなる傾向があるので、感染予防のための指導も重要な仕事です。

子どもと触れ合うことが好きであれば、保育園での看護師業務はとてもやりがいに溢れています。立ち仕事や走り回ったりすることも多い傾向です。小児科の知識は必須であり、子育ての経験も活かすことができます。保育士や栄養士と連携して仕事を勧めていく必要があり、時には保育補助を行うなどサポートも行います。

保育園で働く看護師の給与は月収22万〜28万円程度です。

保育園で働く看護師の特徴
・子どもと触れ合うことができる
・土日祝日が休日のことが多いためプライベートを充実させることができる
・感染症時期は忙しい
・保護者対応や保育士、栄養士とのコミュニケーションが必要
・小児科の知識が求められる

夜勤無しの看護師の仕事⑪:ツアーナース(添乗看護師)、イベントナース

ツアーナース(添乗看護師)やイベントナースのメインの仕事内容は、修学旅行や一般の団体旅行、移動教室、自然学校、遠足、臨海学校などに付き添って、生徒や旅行者の健康管理や発病時の対処です。発病者が出た場合に、身体状況の把握や医療期間へ搬送する判断をし、医療サポートを主催者に促すことなどもツアーナース(添乗看護師)、イベントナースの大事な仕事内容です。医師のいない環境が多いので看護師の判断が重要になります。

日帰りバス旅行や、スポーツ合宿などのイベント時に、単発や短期派遣でツアーナース(添乗看護師)、イベントナースを募集している転職サイトが殆どなので、こまめに求人はチェックしておきましょう。派遣に登録し、常勤との掛け持ちをすることも可能です。

【ツアーナース(添乗看護師)、イベントナースの特徴】
・医師のいない環境が多いので看護師の判断が重要
・日帰りか宿泊かによっても異なるが、日給1万円〜2万円程度

夜勤無しの看護師の仕事⑫:産業看護師(企業内産業看護師)

病院などの医療機関ではなく、企業で働く看護師を産業看護師(企業内産業看護師)といいます。医務室(企業内診療所)や健康管理室に勤務し、従業員の健康管理を行います。

健康診断の企画・立案・運用・フォローや、経営層に対する従業員の健康に関する報告書作成、メンタルの関するカウンセリング、健康相談、健康情報データの入力、常備薬の管理、産業医の補助、保健指導など企業によって看護師に求める仕事に幅があります。

9:00~17:45(休憩1時間)週5日勤務で年収 380万円~450万円程度、時給は2000円前後の求人が多い傾向です。

【産業看護師(企業内産業看護師)の特徴】
・一般企業に勤めるため、夜勤がなく、土日祝日に休める
・PCを利用したデスクワークが比較的多い

夜勤無しの看護師の仕事⑬:治験コーディネーター(CRC)、臨床開発モニター(CRA)

治験コーディネーター(CRC)は、治験が行われる病院やクリニックなどの医療機関施設側で働き、治験内容の説明や、被験者の不安や心的負担のケア・サポートを行う仕事です。医療機関施設で行われる治験を円滑に進めていく役割が求められます。SMO(治験施設支援機関)に所属する治験コーディネーター(CRC)として医療機関へ派遣される形と、医療機関に看護師や臨床検査技師、薬剤師として所属し、CRC業務を行う「院内CRC」の2パターンがあります。

一方、臨床開発モニター(CRA)とは、製薬メーカーや医療機器メーカで働きます。治験に関する治験契約、モニタリング業務、CRF(Case Report Form:症例報告書)チェック・回収、治験終了の諸手続きなどを行う専門職です。臨床開発モニター(CRA)の求人ではGCPの知識や一連のモニタリング業務経験者を求めていることが多いです。GCP(Good Clinical Practice)とは医薬品の臨床試験に関する基準、つまり治験を実施する際に遵守すべき基準を指します。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)が一般に浸透したことで、製薬メーカーが新薬開発競争を行っているなか、医療の知識がある看護師が専門職として治験業務に関わる人材ニーズも拡大しています。専門分野を持って意欲的に働きたい人は、製薬業界の看護師を検討してみるのも良いかもしれません。

【治験コーディネーター(CRC)、臨床開発モニター(CRA)の看護師の特徴】
・専門分野が身につく
・医薬品に関する知識が必要
・PCを利用したデスクワークが比較的多い

夜勤なしで健康に働くために

いかがでしょう?この記事では夜勤なしの看護師の仕事として13の選択肢を挙げ、仕事内容や給与事情、特徴をご紹介しました。

もし複数の求人情報を見比べてみて「給与や条件が似たり寄ったりで選べない!」という状態であれば、採用サイトに掲載されている理念やビジョン、一緒に働く人をチェックしてみるのもおすすめです。

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