今回は湘南美容クリニック広島院のメディカルサポーター(看護助手)、米原さんがSBCメディカルグループ(以下SBC)に入社された経緯や、入社後の仕事内容、仕事のやりがいについてお聞きしました。
ブライダル業界から転職。惹かれたのは「三方良し」の理念
米原さんは広島院でメディカルサポーター(看護助手)として、日々どのような業務を行っているのですか?
手術で使用する機器の準備や洗浄滅菌作業、クリニックの環境整備や洗濯、物品の管理や発注業務など看護師のサポート業務をメインで行っています。それに加えて来院されたお客様のご案内や、手術中のお客様の体位変換、看護師が行ったレーザー処置後のお客様対応なども行っています。
とても業務の幅が広いですね。SBCに入社される前も美容や医療に関わる仕事をしていたのですか?
SBCに入社する前は、ブライダルスタイリストをしていました。大学時代から人と接することや喜んでいただくことが好きだったので、自分と関わる人を幸せにしたいなと思い選んだ仕事です。ブライダルスタイリストは、新郎新婦のドレス選びや小物の準備などを担当するのですが、お客様の幸せな瞬間に立ち会うことができやりがいを感じながら働いていました。
ただ、お客様のことは幸せにできても、一緒に働くスタッフと向き合えていないなと感じることがありました。ブライダル業界って終電で帰って始発で出社する日もあるくらいとても忙しいんです。もちろん、お客様のために働くことは自分が仕事に求めていたことだったので、苦ではありませんでした。ただ、仕事が忙しいとつい一緒に働くスタッフへの思いやりに欠けてしまうことに疑問を感じるようになって…。そこで、お客様だけではなくスタッフにも誠実に向き合っている会社に転職したいな、と考え始めました。
なるほど、そこでSBCの「お客様よし、スタッフよし、社会よし」の三方良しの理念に惹かれたのですね?
その通りです。企業理念には強く惹かれました。お客様に満足して頂くことは当たり前ですが、全スタッフの幸福を追求する、という理念を掲げている会社は素敵だなと思い、SBCに興味を持ちました。
SBCには様々な職種がありますが、なぜメディカルサポーター(看護助手)を選ばれたのですか?
お客様に様々なご提案を行う受付カウンセラーの仕事も魅力的だなと思いましたが、お客様だけではなく一緒に働くスタッフを支えることが出来る仕事に就きたかったからです。前職ではお客様を幸せにすることはできても、業務に追われ誰かのサポート役に回るということはできませんでした。一緒に働くスタッフを含め、自分と関わる人を笑顔にでき、より多くの人のサポートに尽力できる職種はメディカルサポーター(看護助手)だなと思ったんです。
選考前にSBCの採用ホームページでメディカルサポーター(看護助手)のインタビュー記事を読んだのですが、メディカルサポーター(看護助手)は視野が広い仕事だなと感じたんですよね。与えられた仕事だけではなく、クリニック内の環境整備もできると書いてあって、もともと環境整備や仕組化にも興味があったのでその点も魅力に感じました。
ブライダルから美容クリニックでは全くの異業界への転職になりますが、不安はありませんでしたか?
もともと女性が多い職場で働いていたので、人間関係は不安ではなかったですね。ただ、採用ホームページに勉強量が多いと書いてあり、そこは正直不安でした。実際に入社してみて「覚えることがこんなにあるんだ」と驚きましたし、苦労はしましたよ。今まで聞いたこともない機器や機械の名前・洗浄方法など、覚えることは山ほどありました。
そんなに覚えることが多いんですね…。米原さんはどのように習得されたのでしょうか?
半年間の研修中に、ひとつずつ実践を重ねながら覚えていきました。実際に機械の絵をノートに描いてまとめたりもしましたね。あとは、業務中はもちろんですが、入社直後は家でも毎日2時間ほど自己学習を続けました。
毎日2時間も!勉強自体は苦ではなかったのですか?
全く苦ではなかったです。もともと美容が好き、ということもありますが、周りのスタッフのためにもっと色んなことを吸収したい、という気持ちが強かったからかもしれません。早く一人前になってクリニックのみんなを支えたい、と思い必死に勉強しました。
他院での1か月間の研修で感じた自己成長
SBCに入社してから印象に残っていることはありますか?
梅田院で行った研修ですね。入社6か月目に1か月間、大阪の梅田院に研修に行かせていただきました。
入社6か月目で、他県への研修とはすごいですね。みなさん必ず経験されるものなのでしょうか?
いえ、誰もが経験する事ではありません。私の場合は、上司が梅田院のスタッフと繋がりがあり「米原さんの成長につながるはずだから、行ってみるのはどうかな?」と推薦いただいたことがきっかけです。入社して間もなかったので緊張はしましたが、せっかく声をかけていただいたので行ってみようと決意しました。
梅田院は、広島院の何倍も大きなクリニックで、スタッフの数もお客様の数も規模感が全く異なります。はじめは人の多さに戸惑いましたが、業務を行う上で視野が広がるだけでなく、スタッフがより働きやすい環境をつくるうえで大切なことを学びました。あとは、所属しているスタッフも多いためコミュニケーションの取り方も勉強になりましたね。また、自分の意見を発信することの重要性、も梅田院の研修で身についたと思います。
なぜ自分の意見を発信することの重要性に気づいたのですか?
私は梅田院で「発信する係」を任命いただきまして(笑)。気付いたことや改善できそうなことがあれば、梅田院の方にしっかり伝えるようにしていました。それまでは、改善した方がいいなと思っていたことがあっても、口に出さなければ何も変わらないのに自分の中にとどめてしまっていたんです。そんなときに、梅田院で意図的に発信する環境を与えていただき、伝えたことを受け入れてもらえる環境にも喜びを感じました。
たしかに発信することは勇気がいりますよね。梅田院の研修を終えられてからも発信することは続けているのですか?
今まさに梅田院でいいなと思った機械の可視化などを広島院で取り入れているところです。梅田院と広島院では規模感が異なるのでそのまま業務に取り入れることは難しいですが、梅田院で学んだことを広島院独自の方法に変えて、良いところは取り入れていきたいですね。それに新しいことを始めても、広島院のスタッフはいやな顔をせずに受け入れてくれるので、すごくありがたいです。このように自ら発信することで、周りから「ありがとう」と声をかけていただく機会も増えたような気がします。やはり感謝の言葉を頂くことは嬉しいですし、それを励みにさらに前向きに仕事に取り組めるようになりました。
お客様から感謝のお言葉を頂いたり、笑顔になられる瞬間を見ることができるのは本当に嬉しいことです。こんなにお客様を幸せにできるなんて、広島院のスタッフはすごいな!と医師や看護師など他の職種への感謝の気持ちも生まれるほどです(笑)。
感謝しあえる環境があるのは嬉しいですね。「ありがとう」と感謝を伝えあう機会は多いのでしょうか?
行動指針の一つに「感謝」があるので、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えあう習慣は浸透しています。また、広島院では朝礼で「お褒めの時間」というものを取り入れています。これは15個の行動指針に沿ってスタッフを褒めあう時間なのですが、私自身も褒めていただいたことがあり、モチベーションがぐっとあがりました!
もっとスタッフをサポートする力を身に着けたい
お話を聞いていて、米原さんはとてもモチベーションが高いなと感じました。何がモチベーションになっているのでしょう?
一番は、スタッフが好きでもっと役に立ちたいという思いからです。せっかくスタッフをサポートできるメディカルサポーター(看護助手)という職種に就いているので、一緒に働く仲間が働きやすい環境を整えていきたいなと思っています。皆が楽になるためには「こんな物品があったらいいな」とか「自分がこうやって動いたら、看護師や受付カウンセラーが更に効率よく動けるようになるかな」とか日々考えていますよ。環境を整えることができるのはメディカルサポーター(看護助手)の特権ですね。
やはり「人をサポートしたい」という気持ちが強い方がメディカルサポーター(看護助手)に向いているのでしょうか?
サポートしたいという気持ちまでいかなくても、人に喜んでもらうことが好き、という方であればメディカルサポーター(看護助手)としてやりがいを持って仕事ができると思います。メディカルサポーター(看護助手)はスタッフだけではなくお客様と接する機会もあります。お客様とスタッフ、両者から感謝の言葉をいただける職種は貴重なのではないでしょうか?その言葉があるからこそ、私は誰かのために全力を注ぐことができていると思います。
周りのために全力を注ぐことができるなんて、とても素晴らしいです!すでに活躍されている米原さんですが、今後の目標はありますか?
今後はもっと施術の勉強をしたいなと思っています。お客様のご対応を行った際に、いただいた質問に答えられないことが悔しいんです。メディカルサポーター(看護助手)は医療行為を直接行うことはありませんが、お客様から見ればSBCで働くスタッフの一員です。お客様を不安な気持ちにさせないよう、施術の知識は更に身に着けていきたいです。
施術の知識も身に着けることで、更にメディカルサポーター(看護助手)として成長できますね。
ありがとうございます!後輩も増えてきたので、これからは教育も頑張りたいですね。後輩が失敗や苦労している姿を見ることもありますが、人は誰しも失敗するもの。そこまでの経過も含めて認めてあげられる人になりたいです。他にも環境の整備や体制づくりなどやりたいことがたくさんありますし、様々な業務を通してもっと人として成長できるといいなと思っています。
本日は素敵なお話をありがとうございました!最後に、SBCのメディカルサポーター(看護助手)に興味を持っている求職者の方にメッセージをお願い致します。
美容クリニックと聞くと敷居が高いイメージがあったり、興味はあるものの不安に思われる方も多いと思います。ですが、SBCではそんな不安は吹き飛ぶくらい素敵なスタッフとお客様に出会えるので、勇気を出して一歩踏み出してみてほしいです。研修制度も充実しているので、未経験の方も安心して業務の習得を行うことが出来ますよ。メディカルサポーター(看護助手)は資格がなくても活躍できる職種です。誰かのために力を注ぐことができ、人を笑顔にすることが好きな方にはぴったりのとてもやりがいのある仕事です。一緒に働ける日を楽しみにしています!