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2021.11.16

データから見えてくるクリニックの課題をマーケティングの力で解決する。SBCメディカルグループで発見したマーケターの魅力とは?

#スタッフ紹介#中途採用

PROFILE

2014年11月入社。マーケティング本部クリニックマーケティング部所属。(取材:2016年7月31日)

今回インタビューするのは、クリニックマーケティング部で働くマーケターの川中さん。SBCメディカルグループ(以下SBC)だからこそ気づくことができた、マーケティングの仕事の魅力についてお伺いしました。

予想外の展開で受けたマーケティング部の面接、そこで魅了されたSBCの人柄。

SBCに入社する前は、プライベートの時間をきっちり確保できる仕事を探していたとのことですが、そう考えるようになったきっかけは何だったのでしょうか?

SBCに入社する前は、インターネットリサーチ会社で働いていました。そこで行っていたのは、WEBアンケート画面の制作やアンケート結果の回収を通じた、企業のマーケティングリサーチ。業務の中でマーケティングスキルは身に付いていったものの、とにかく仕事に追われる日々を送っていました。月に30〜50件を担当し、平日は残業続きでプライベートの予定を入れることはおろか、金曜日は作業の追い込みで帰れず、土曜日の朝帰りは普通という生活。仕事は好きだったし、人間関係も不満は無かったのですが、このまま仕事を続けていくことに限界を感じていたんです。

自分の時間が取れるような仕事に就こうとした時に、SBCが候補に上がったのはどのような経緯だったのでしょうか?

あまりに仕事が忙しかったので、入社3年目には「給料が下がっても良いので、17時には退社できて、自分の時間もしっかりと設けられる仕事はないかな」と考えていました。さらに、学生時代から興味があった美容業界で働きたいという思いも企業選びの軸になっていました。そうして企業を探しているうちに、SBCの採用アシスタント職にたどり着いたんです。

前職でのご経験から、マーケティング職は希望されなかったのですね?

自分の得意不得意以上に、「とにかく自分の時間を確保できる仕事に就きたい」という思いの方が強かったんです。しかし、実際に面接に行ったら、なんと希望していた採用アシスタント職の募集は既に終了していたんですよ。スケジュールの都合上、応募から面接まで日が空いたので枠が埋まってしまったと。そんなことがあるんだと打ちひしがれていたら、担当者の方から「マーケティング部はどうですか?」というお誘いをいただいたんです。調べる中で、SBCに会社としての魅力は感じていたものの、マーケティング職となると、またハードに働かなくちゃいけないのかなという不安はありました。ただ、今回は自分が大好きな美容業界で挑戦できるまたとない機会。どうするべきか、少し迷いました。

迷った末に、最終的にSBCへの入社を決めた理由はなんだったんでしょうか。

SBCの「人」がとても魅力的だったんです。選考を担当してくださった人事部の方の表情がすごくキラキラしていて、衝撃を受けたことを覚えています。人事だけではなく、二次面接でお会いしたマーケティング部の方も活気に溢れていたんです。若くして責任の重いポジションを任されていても、こんなにイキイキと働けるなんて、きっといい会社に違いないと思いました。お話を伺っていくうちに、マーケティング部のメンバーが仕事を楽しみながら進めていることやSBCに対する愛も感じられたんですよね。私も前職の仕事は好きでしたが、愛を持って自社を語ることはできていませんでした。なので、私もSBCの方たちのように、仕事や会社に誇りを持ちながら、イキイキと働きたいと思ったんです。そう思えた時には、ハードに働くことに対する不安よりも、大好きな美容業界に挑戦できることや素敵な先輩方と働くことへのワクワク感の方が勝っていました。

「周りの力を借りること」の大切を学んだ失敗

SBCのスタッフたちに魅力を感じて、入社を決意した川中さんですが、実際に働いてみていかがですか?仕事内容を含めて教えていただきたいです。

私はマーケティング部の中でも、クリニックマーケティングという、クリニックごとの戦略を練るチームに所属しています。担当する各クリニックの売上や来院数などのデータを分析し、改善案や新規企画を提案するのが私たちの仕事です。「このクリニックは売上が最近好調だけど、理由は何だろう?」「どうしたらもっと売上が上がるのかな?」とひらすらパソコンとにらめっこしながら、クリニックを成長させる施策を考えています。前職でもマーケティングの仕事は行っていましたが、SBCに入社してから学ぶことはとても多いです。

前職のリサーチの仕事からマーケターの仕事に就いて、どのような学びがあったのでしょうか?

前職では企業のマーケティングリサーチを行っていましたが、マーケティングと言えどメインの仕事は調査をすることです。集めてきたデータを集計してクライアントに出すことが主な業務になります。一方で、マーケターは集計したデータを踏まえた上で、提案をして施策の実行まで持っていくのが腕の見せ所。そんなマーケターの役割を意識するようになったきっかけは、入社一年目の時の出来事でした。

どのようなことがあったのですか?

一通り業務内容を覚えて、やっと仕事に慣れてきたかなという時でした。あるクリニックのマーケティングを担当することが決まり、クリニックの医師から「川中さんの自己紹介と、うちのクリニックのデータを送ってもらえませんか?」と連絡が来たんです。初めて自分がメインに立つ案件でかなり緊張しましたが、上司に相談しつつ試行錯誤して、データ分析と改善案を送ったんです。そして、私の提案を見た医師からは「素晴らしいデータをありがとうございます」という評価をいただきました。

前職のご経験をしっかりと生かすことができたのですね。

そうですね。そのような評価をいただけて、私も素直に喜びました。しかし、問題はここからだったんです。後日、提出したデータを持ってクリニックにミーティングに行った時、医師に「川中さんの提案は私たちでも思い浮かぶ内容ですね」と言われてしまいました。私は綺麗な数字を出すことに集中してしまっていて、提案内容のクオリティまで頭が回っていなかったんです。「クリニックの売上を早く上げないと!」と焦ってしまって、単発的な効果しか得られないような提案内容になっていたんですよね。本当は数字を根拠に、この先どうしたらよいかという具体的なアドバイスや長期的な提案が必要だったことに、私は気づくことができませんでした。

そのようなマーケターの重要な役割を失敗から学んだ川中さんが、もし過去の自分にアドバイスを送るなら、何と言ってあげたいですか?

「もっと周囲の力をうまく借りた方がいいよ!」と言ってあげたいですね。まだまだ経験の浅い私では、自分だけで思いつくアイデアは限られています。だからこそ、チームを問わず先輩にアドバイスを求めて、クリニックの成長のための戦略をきちんと練ろうと言ってあげたいです。実際に先輩たちに相談すると「こっちのクリニックではこれをやって成功した事例があるから、そのクリニックでもこうしたら当てはまるんじゃない?」など多くのヒントがもらえます。自分一人の力でなんとかしようとせず、周りに協力を仰ぎながら、広い視野を持つことが大切だと思いますね。また、これは今の自分の課題でもあるのですが、相手の立場を理解して提案することが、マーケターにとって必要な姿勢だと今回の経験で学びました。データ分析だけに捉われず、クリニックで働く医師、受付カウンセラー、看護師など現場で働く人の状況を理解することが、効果的な戦略を提案するための鍵なのだと思います。

写真左がマーケティング本部本部長片寄さん。

SBCメディカルグループを通して多くの人を幸せにしたい

前職では得られなかった学びが、SBCのマーケティング部にはたくさんあるのですね。多くのことを学び続けて、マーケターとして日々成長している川中さんの今後の目標を教えてください。

今取り組んでいる仕事に、クリニックのスマートフォン向けサイトのリニューアルがあります。毎月の売上や季節ごとに人気の商品、利用者数などのデータを参考に、各クリニックの強みを活かすためのデザインレイアウトを考えていることが私の主な仕事です。仕事を進める中で、SBCのサービスや技術はやっぱり凄いなと思うんです。現場では短期間で最新技術が導入されますし、施術の種類が多く、それでいて値段はかなり安いです。こんなに良いものがあるのに、まだまだ美容外科・皮膚科クリニックに対する世の中のハードルって高いままですよね。

そうですね。美容医療と聞くと、大きな整形手術などを想像してしまうかもしれません。

私の周囲の反応もそうなんです。友人にSBCで働いていることを話すと、みんな何かしらの施術に興味を持っているのに、なかなか踏み切ることはしません。シミ取りや二重手術など比較的すぐにできる施術で、その人の人生が変わったりすることを、サイトを通してもっと多くの人に伝えていきたいなと思いますね。そう考えるようになったのは、クリニックのスタッフさんたちが本当にお客様の幸せを第一に考えて接客を行っているから。現場の想いを実現することも私の仕事の一つなので、美容医療を通じて色んな人が幸せになれるように、今後も仕事をしていきたいですね。

入社前は「仕事内容よりもプライベートを充実させたい」と考えていた川中さんですが、今ではすっかり仕事を楽しめるようになったのですね。

そうですね。SBCの仕事は決して楽ではないですが、プライベートも充実させたいという想いは今でもあります。先輩からは「良い仕事をするためには、プライベートを充実させた方が良いんだから遊んできなさい!」と言ってもらえています。なので、仕事とプライベートの両立を図れる環境があるのは、とてもありがたいですね。仕事の方も楽しみながら、マーケターとしてどんどん成長していきたいと思います。

周囲に感化されながら、イキイキと働く川中さん。今度はそんな川中さんの姿に惹かれて入社してくる方がいらっしゃると思います。本日は貴重なお話をありがとうございました!

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